外出用の“引きこもり器”が誰かの心を救うかもしれない
MPSは中の人の頭の位置を検出し、殻の中心に収まるように移動する。利用者はMPSの中で歩くと、MPSも連動して動く仕組みだ。外からは自分の容姿を見られなくてすみ、外界はARで加工できる。寺田准教授は「社会で困難を抱えている人のハードルを下げたい」と説明する。現在のMPSは大きさのためドアを通れない。折り畳み機能を加える方針だ。
見る・見られるの情報を制御できる。自身の感情が乏しいと思えば演出を加えたり、反対に表にしたくない感情は抑えられる。将来、他人からの視線や、学校などのトラウマとなっている対象を識別してARで書き換えることも可能になる。
