映画版『ダウントン・アビー』に出演しないのは...あの人!

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上流社会と使用人との間で巻き起こる愛憎劇を描き、世界中で大ヒットを記録した英ITVのドラマ『ダウントン・アビー』。以前より噂されていた同作の映画化がついに始動したことをお伝えしたばかりだが、その映画版に出演しないキャストが判明した。米Digitalspyが報じている。

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そのキャストとは、シーズン3から出演していたローズ・マクレア役のリリー・ジェームズ(『シンデレラ』)。映画化を喜ぶ一方で、カメオでも出演しない理由をリリーは以下のように語った。「残念だけど、私は出演しないわ。でも映画化はとても嬉しいの。絶対映画館の一番前の席に座って見るわ。出演しない理由は、スケジュールではないの。私の演じたローズは、ニューヨークに旅立ってしまった。そんな彼女をまた英国に連れ戻すなんて、ちょっとこじつけっぽい気がするからよ。もちろんまだあの作品に関わって撮影をしたいとは思う。でも、映画版は、クリスマス特別企画みたいなものではないし、脚本に忠実に沿って描かれるべきだと思うの。だから、映画版にはローズがでる幕はないのよ」

現在、ABBAの名曲にのせて母娘の強い絆を描くミュージカル映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』に出演しているリリー。残念だが、今回の映画版では彼女の姿は見られそうにはない。長女メアリー役のミシェル・ドッカリー、先代グランサム伯爵夫人バイオレット役のマギー・スミス、グランサム伯爵役のヒュー・ボネヴィルらのオリジナルキャストは映画版に出演することが明らかになっている。

同作の映画化についてはシーズン6が終了した頃から話が上がっていたが、キャスト全員のスケジュールなどをそろえることが難しかったと言われている。期待が膨らむ映画版『ダウントン・アビー』の撮影は9月よりスタート予定。(海外ドラマNAVI)