フランス語映画として日本の歴代興収No.1を記録した大ヒット作『最強のふたり』の監督・製作スタッフが贈る待望の最新作『セラヴィ!』が、新シネクイントのオープニング作品として公開されることが決定した。

シネクイントとは?

1999年、『バッファロー’66』を皮切りに常設映画館として渋谷PARCOパート3の8階にオープン。数多くのシネフィルに愛されながらも、2016年渋谷PARCOの建替えのため一時休館。2018年7月6日(金)に約2年ぶり、2スクリーンの映画館として復活を果たす。

映画『セラヴィ!』あらすじ

舞台は、結婚式。あのルイ13世が所有していたパリ郊外・フォンテーヌブローの近くのクランス城。ウェディングプランナーとして30年間、数えきれない挙式をプロデュースしてきたマックスは、近頃、“引退”という文字が頭をよぎる日々が続いていた。そんななか、ピエールとヘレナというカップルからの依頼で、17世紀の城を舞台にした豪華絢爛な結婚式も控えていた。ウェイターやキッチンスタッフを雇い、カメラマンやオーケストラをブッキング、会場を彩る花や、スタッフの衣裳、出席者の席次など細かな演出をセッティングし、マックスはいつも通り、式を成功させるための準備を整えていた。 しかし、マックスのそんな努力もむなしく全てがことごとく大失敗! ウェイターはシワシワなシャツにおかしなヒゲ、新婦を口説きはじめるスタッフ、オーケストラはワンマンショー気取り、カメラマンはおしゃべりとつまみ食いを繰り返し、彼の立てた完璧なプランとは逆に、感動的になるはずだった式は大惨事と化す――。

映画『セラヴィ!』キャスト

ジャン=ピエール・バクリ
旧フランス領アルジェ(現アルジェリア)出身のフランス人俳優・脚本家。妻は女優で脚本家・映画監督のアニエス・ジャウィ。
俳優としてはリュック・ベッソン監督の『サブウェイ』(84)、『C階段』(85)などに出演。妻アニエスと共同脚本を手掛けた『恋するシャンソン』(97)では、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞最優秀助演男優賞を受賞した。

ジル・ルルーシュ
フランス・カーン出身の俳優・映画監督・脚本家。2005年製作の『ラブ・イズ・イン・ジ・エアー』でセザール賞若手有望株賞にノミネートされ注目を浴びる。その後『君のいないサマーデイズ』(10)で同賞助演男優賞にノミネートされた。

ジャン=ポール・ルーヴ
フランス・ダンケルク出身の俳優・映画監督。90年代はテレビや舞台などで活躍。2002年製作の『バティニョールおじさん』でセザール賞若手有望株賞を受賞。その後は『ロング・エンゲージメント』(04)や『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(07)などの話題作に出演。

ヴァンサン・マケーニュ
フランス出身の俳優・映画監督・舞台演出家。2013年のカンヌ国際映画祭にて、『7月14日の娘』(13)をはじめとする出演作が3作上映された。近年では、2017年に話題となった『夜明けの祈り』にも出演している。

映画『セラヴィ!』監督・スタッフ

日本でも2012年に公開され、フランス語映画としては歴代興行収入No.1の大ヒットとなった映画『最強のふたり』を手がけたエリック・トレダノ監督、オリヴィエ・ナカシュ監督をはじめ、当時の製作スタッフが再集結したとして、本作『セラヴィ!』は本国フランスにて大きな話題となった。
公開週には堂々の首位スタートを切ると、わずか1か月で興収25億円を突破。同年にフランスで公開された『ラ・ラ・ランド』『ダンケルク』などの超話題作をおさえ、2017年フランスでの興収ベスト10入りを果たした。

映画『セラヴィ!』作品情報

2018年7月6日(金)渋谷・シネクイントほか全国ロードショー
配給:パルコ
公式サイト:cestlavie-movie.jp
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