提供:高橋進さん

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娘の結婚式の披露宴で、中島みゆきの「糸」を熱唱する父親の歌声に驚きと感動が広がっている。

披露宴で新郎新婦に歌を贈ったのは、花嫁の父・高橋進さん。大学時代からバンドを続け、61歳になっても現役で活動しているという。しかも、ジャンルはハードロックだと明かすと、紳士的な外見とのギャップに会場からは笑い声が上がる。しかし、高橋さんが中島みゆきの「糸」を歌い始めると、空気は一変。伸びのある澄んだ声と独特のアレンジが加えられた「糸」に、歓声と拍手が沸き起こった。最後のサビは、縦の糸の「あなた」と、横の糸の「わたし」を新郎新婦の名前に置き換え。「逢うべき糸に出会えることを」に万感の思いを込めて歌い上げた。

澄んだ声で「糸」を歌い上げる高橋さんにネットでは、「カッコよすぎ」「泣ける」「歌上手いし紳士」といったコメントが殺到。また、「私なら嫁にいかないかも(笑)」「娘が結婚する時、こんなカッコいい親になっていたい」「この方の人生、娘さんを送り出す父、送られる娘さん。なんか色々勝手に広げて涙しちゃいました」といった声も寄せられ、大きな反響となっている。

高橋さんは、現在も札幌のハードロックカバーバンド「TGB」でボーカルとギターを担当。YouTubeでもゆずバージョンの「時代」など多くの楽曲を公開している。