静岡・島田の食材をふんだんに使用した軽やかな天ぷら!〆のお蕎麦は最高です!
人形町に店主の地元、静岡・島田の食材をふんだんに使用した軽やかな天ぷらと締めにぴったりのお蕎麦を頂けるお店ががあると聞いて早速そのお店「日本橋 蕎ノ字」へ行って着きました。
日本橋人形町の一角に構えるお店
日本橋人形町のとある一角に佇むこちらのお店。外には白い看板に「日本橋 蕎ノ字 sonoji」と記載されています。趣のある入り口にワクワクが止まりません。暖簾をくぐり、店内へ入ります。店内はカウンターが8席ほどのみとなっています。カウンター席からは、店主である鈴木氏の調理姿を見ることができます。おまかせコースを注文し、天ぷらが出てくるのをしばし待ちます。
鈴木氏の技をじっくり見ることができる特等席
今回のコース内容は、天ぷらは「車えび」、「きす」、「本日の地魚」、「島田人参」、「玉取茸」、「なんばん」、「獣肉」、「カキ」、「さつまいも」、「穴子」、「桜えびかき揚げ」を頂きます。「本日の地魚」では「鮃」を、「獣肉」では「鹿肉」を頂けるそうです。他にも「蜆のお吸い物」や「蕎麦の実」などが出てきました。
島田人参は驚くほどの甘さ
一品一品、際立って美味しかったのですが、特に美味しいと感じた料理が「島田人参」と「カキ」です。店主の地元の食材である「島田人参」は、今までの人参のイメージを覆すほどの甘さでした。人参嫌いの方も、これから食べていれば、嫌いにはなっていないのではないかと思うほど甘さです。他にも野菜は格段に甘く、いくつも食べたくなってしまいます。
手渡しの牡蠣も唸ります
そしてもう一つ僕が好みに感じた料理「カキ」は、そのまま出されるタイプと海苔に包んで食べるタイプの2種類があったのですが、海苔で包むタイプが格段に美味しいです。カキの歯ごたえと海苔の香ばしさが、相まって本当に美味しかったです。本当に何個でも食べることができそうです。
〆の蕎麦は胃にも優しい
更に、〆の蕎麦も贅沢なほど美味しいです。二八蕎麦なだけあって、弾力もあり、喉越し抜群です。最後に頂く、蕎麦湯も芯から温まる美味しさでまた是非とも行きたいと思わされました。
「日本橋 蕎ノ字」は、 人形町駅から歩いて3分ほどのところにお店を構えています。こちらの区画は造りが似ているため、若干わかりづらいかもしれません。なので、地図を読めるように特訓しましょう。そうすれば、心配することは無いと思います。都内で頂く本格天ぷらには驚くものばかりでした。外装・内装から店の雰囲気、店主さんの面白さ、気遣い、そして料理の美味しさは抜群でした。写真が全て収まらなかったことだけが非常に残念です。是非また訪問してみたいと思います。