画像は稲村亜美のInstagram スクリーンショット

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始球式に登板したグラビアアイドルの稲村亜美を球児たちが取り囲むという騒動が発生し、物議を醸している。

稲村は、10日に神宮球場で開催された日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟の開会式に登場。関東地区202チームの選手が見守る中、始球式で96キロの球を投げ込み、球児たちは見事な投球に歓声を上げた。しかし、投球後に稲村が挨拶を始めると、アイドルを間近で見たかったのか、円を描くように囲んでいた球児たちは、徐々に稲村との距離を縮めていく。ついには、我先にと稲村に目掛けて突進。稲村は1000人を超える球児たちに揉みくちゃにされ、姿が見えなくなってしまった。場内は騒然となり、アナウンスは「選手は元の位置にお戻りください」と球児に促した。

この事態にネットでは、稲村を気遣う声や、球児やチームの処分を求める声、運営側の責任を問う声など様々な意見が寄せられている。「大勢の男性に暴行を加えられて、心底恐ろしかったと思います」「可愛い子が目の前にいたから触るってそれもう紛れもなく痴漢」「野球部のみんなでやったら怖くないみたいなノリめちゃくちゃ気持ち悪い 」「野球のルールより先に性教育と倫理観の教育してください」「中学生男子達は『痴漢は犯罪』は知っていても、何が『痴漢』に当たるのかを知らないのではという気がした」「大勢で女の子襲ってお咎めなしはないわ」「野球部少年たちは男性目線でも最高に気持ち悪いので最低でも全校廃部処分くらいはしてほしい」「普通に犯罪じゃね?集団痴漢でしょ?大怪我もしてたかも知れないし、運営も何かしらの処分を受けなきゃダメだろ」「安全面で考えても一歩間違えば大事故につながっていた可能性もあり、ほんとに大会中止を検討してもいい事件」「なぜあんな形での始球式にしたのか、運営側は責任を問われるべき。公式に謝罪を」

騒動に巻き込まれた稲村は、SNSを更新し無事を報告。この始球式について、Twitterで「神宮球場にいた選手の皆さんが心配してくれますがわたしは全く問題なく大丈夫ですよー!!!」、Instagramで「選手の熱気がすごく伝わってきて色々とハプニング?も起きてしまいましたが、みなさんのパワーが伝わってきてわたし自身は貴重な経験をさせてもらえました」と前向きに振り返っている。

これらの投稿には稲村を気遣う声のほか、「『全く問題ない』はさすがに言ってはダメです」「好感度なんか気にする場面じゃないと思います」「稲村さんは何しても神対応するみたいにまた冷やかされます」など、問題にすべきという意見も多数寄せられている。