1月3日放送の『たまむすび』(TBSラジオ系)にて、お笑い芸人博多華丸・大吉の大吉が、ネタ作りにおいて漫才の題材に悩んでいることを明かしていた。

「漫才のネタが、年々できなくなってきてるんですよ。年間、3回くらい(ネタを披露する)イベントとか番組に呼ばれたときに作りますけど」

 なぜ、ネタができなくなってきたのか。

「面白いことが浮かぶ、浮かばないっていうのがもちろんあるんですね、大前提で。それと同時に、ネタの中身というか、題材が年相応のものじゃないとイヤでしょ。

 たとえば、華丸・大吉の漫才で、『彼女が欲しい』なんて漫才、できるわけないじゃないですか。ここ4〜5年、ぼくたちの漫才って、ずっと舞台が宴会場なんですよ(笑)」

 たしかに、宴会場での乾杯の音頭など、お酒にまつわるネタが多い。

「去年も、乾杯の挨拶から最後のお会計まで(ネタが)行ってるから。ここからどこへ行こうかな、と。多分、高確率で2次会の話になると思います(笑)。今から怖いですけど、やるしかないのでね。ここは精一杯、やらせていただきたいと思います」

 THE MANZAI優勝者で、M-1グランプリの審査員である大吉ですら、「怖い」と思うことがあるのだ。芸の道とは、厳しいものである。