仰天の相手と激突で…バレンシアのマルセリーノ監督が交通事故で入院

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 バレンシアを率いるマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が、予想外のハプニングに見舞われたようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、24日付で報じている。

 同メディアによると、家族と休暇を過ごすために自宅に向かっていたマルセリーノ監督は、高速道路を車で走行している最中に、道を横切ろうとした野生のイノシシに激突された模様。同監督はこの事故により、入院を余儀なくされる見通しのようだ。

 堅い守備の構築に定評のあるマルセリーノ監督は、レクレアティーボとラシン・サンタンデールで戦前の予想以上の結果を残し、指導者としての名声を高めていった。その後はサラゴサ、セビージャ、ビジャレアルの監督を歴任し、今シーズンからバレンシアの指揮官に就任していた。

 近年は不振が続いていたバレンシアだが、新任のマルセリーノ監督の下でリーガ・エスパニョーラ3位につけており、久々に好調なシーズンを送っていた。しかし、リーグ戦ここ4試合は1勝3敗と、12月に入ってからはやや調子を落としているところだ。

 それに加えてイノシシによって指揮官が入院に追い込まれることになり、まさに泣きっ面に蜂という状況に。来年1月7日に再開されるリーグ戦に向け、心機一転を図ることはできるだろうか。