ここまで来たか…プレミアで採用されている最新の「広告テクノロジー」って?
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世界一の視聴者数を誇るプレミアリーグ。
試合中継は200以上の国と地域で放送されており、年間での視聴者数は47億人にも達すると言う。
それゆえプレミアリーグが持つ広告的な価値も非常に高く、最近ではアジア系企業がスタジアムの広告板に出稿しているケースも少なくない。
試合中継の際に必ず目にする広告版だが、近年のプレミアリーグでは驚くべき新技術が採用されているのをご存知だろうか?
こちらの映像をご覧いただきたい。
お分かりだろうか?
実はテレビで試合を見る際、実際にスタジアムのLED広告板で流れているのとは別の広告を表示することが可能になったのだ。
こちらは、「Virtual replacement perimeter technology」と呼ばれるもの。Adi、Supponorという二つの企業が協力して開発した新技術だ。
テレビの配信先によって広告板の内容を自由に変えられることで、広告主にとってはターゲットを最適化した露出が可能となる。技術的にどういう仕組なのかは分からないが、テクノロジーもここまで来たかという感じである…。
『SportTechie』によれば、この技術はクリスタル・パレスやエヴァートン、ダービー・カウンティなど1部プレミアリーグと2部フットボール・リーグ・チャンピオンシップに所属する数チームのスタジアムで導入されているそう。
日本向けの試合映像では、LED広告板にどのような企業名が載っているのかに注目してみてもおもしろいだろう。