ネイマール不在もPSGがカバーニの2発などで低迷するニースに快勝!《リーグ・アン》

写真拡大

▽リーグ・アン第11節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsニースが27日にパルク・デ・プランスで行われ、3-0でPSGが勝利した。

▽リーグ無敗で首位に立つPSGが、ホームに14位に低迷するニースを迎えた一戦。前節のマルセイユ戦をカバーニの劇的FK弾でドローに持ち込んだPSGは、その一戦から先発を5人変更。出場停止のネイマールやモッタ、ムニエ、クルザワらに代えてディ・マリアやドラクスラー、ダニエウ・アウベス、キンペンベらを先発に起用した。

▽一方、前節は昇格組のストラスブールに敗れるなど、躍進した昨年の勢いが影を潜めているニース。リーグ屈指の強豪PSGとの一戦に向けてファブレ監督は、バロテッリやスナイデル、ダンテら主力を先発に並べた。

▽試合は開始早々に動く。3分、左サイド深くでユーリがルサンバに倒されFKを獲得。ディ・マリアのFKをニアサイドに走り込んだカバーニがダイビングヘッドでゴールに流し込み、PSGが先制に成功した。

▽対するニースは10分、ミドルサードでボールを受けたバロテッリが持ち上がりボックス左手前からシュートを放つが、これはゴール右に逸れた。

▽膠着状態が続く中、31分にPSGが追加点を奪う。左サイドからカットインしたディ・マリアが前線にループパスを供給。このパスで相手DFの裏に抜け出したカバーニが飛び出したGKをかわし、無人のゴールにボールを流し込んだ。

▽続く39分にはボックス左から仕掛けたムバッペのクロスからディ・マリアにチャンスが生まれるも、シュートはGKカルディナーレのセーブに阻まれた。

▽迎えた後半も先にスコアを動かしたのはリードするPSG。53分、右クロスのセカンドボールをバイタルエリア左で拾ったユーリがワンテンポ置いてからクロスを供給。これをゴール右に走り込んだカバーニが頭で折り返すと、ゴール前の混戦からダンテのオウンゴールを誘い、追加点を奪った。

▽PSGは61分にも、バイタルエリア左からダイアゴナルに切り込んだムバッペがボックス右からシュート。しかし、これは右サイドネットに外れた。3点をリードするPSGは、66分にラビオを下げてロ・セルソを投入。

▽危なげない試合展開を見せると、80分にムバッペを下げてパストーレ、85分にカバーニを下げてルーカス・モウラを投入し試合をクローズ。ネイマール不在の中、エースFWカバーニの2ゴールなどでニースに快勝したPSGが首位を快走している。