台北メトロのBGM、龍山寺など5駅でも放送開始/台湾

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(台北 13日 中央社)台北市政府文化局と台北メトロ(MRT)は、すでに一部駅で導入しているオリジナルBGMの放送を、13日から龍山寺駅など5駅でも開始した。淡水駅などで流れている有名音楽家の作品とは一線を画し、今回は一般公募で選ばれた音楽が使われる。

台北メトロは「音の風景」を感じられる駅作りを目指し、これまでに自動改札機の応答音や、乗換駅と終点駅を知らせる車内チャイム、列車接近メロディーなどを変更してきた。BGMもその一環で、淡水、中正紀念堂、大安森林公園、小碧潭、中山国中の5駅では、昨年9月までにプロのミュージシャンが手掛けた音楽を流し始めている。

今回新たに加わるのは、松山機場(松山空港)、台北小巨蛋(台北アリーナ)、龍山寺、東門、象山の5駅。台北市文化局によると、公募期間の2カ月間で447件の応募が寄せられ、選考の末、各駅の特徴にマッチする作品5件が選ばれたという。

BGMが流れるのは各駅の改札口エリア。毎日午前7 時から午後9時まで、毎正時に約10分間放送される。

(梁珮綺/編集:塚越西穂)