レアル加入後、66試合欠場…スペイン紙がベイルの負傷歴を報道

写真拡大

 レアル・マドリードは4日、ウェールズ代表を離脱してチームに戻ってきたFWギャレス・ベイルについて、左足のヒラメ筋に血腫があることを発表した。今回のケガを受けて、4日付のスペイン紙『アス』は、レアル・マドリード加入後の負傷歴を紹介している。

 ベイルは2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選の2試合に向けて、ウェールズ代表の合宿に参加していた。しかし、最初の練習後に左足ふくらはぎの痛みを訴え、離脱が決定。マドリードに戻って精密検査を受けた結果、血腫があることが判明した。現地では1カ月程度の離脱見込みと報じられている。

 レアル・マドリード加入後5シーズン目に突入している同選手だが、『アス』によると、負傷離脱は今回で通算18回目。単純計算で1シーズンあたり、3回以上の離脱を経験していることになる。筋肉系のトラブルが多くを締め、負傷離脱によって欠場した公式戦の数は「66」に達するという。

 また同紙によると、右半身より利き足がある左半身のケガが多いとのこと。今回で左半身の負傷は12回目となった。一方、最も欠場試合数が多かったケガは、昨シーズン中に負った右足首の負傷。手術を受けたことによって約3カ月の離脱を強いられ、最終的に18試合を欠場した。

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督に「トップフォームに戻るまで、まだ時間がかかる」と評されながらも、今シーズンは3ゴール4アシストと7得点に関与して存在感を示していたベイル。ケガからの復帰後、トップフォームを取り戻すことはできるだろうか。今後に注目だ。

(記事/Footmedia)