UNIQLO and JW ANDERSON

写真拡大

 9月22日の発売日を前に、「ユニクロ(UNIQLO)」が今秋の大型コラボレーション「UNIQLO and JW ANDERSON」のメディア向け発表会をユニクロ銀座店で開催した。
 会場にはコレクションを着用した男女のモデルが登場。すでに展開を開始している海外店舗で人気が高いリバーシブルのトレンチコートをはじめ、英国を象徴するタータンチェック柄のダウンジャケット、ユニクロのエクストラファインメリノを使用した色鮮やかなボーダーのニット、そしてデザインしたジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のお気に入りで日本のデニムメーカー カイハラの素材を使ったジーンズなど、キールックとなる8体が披露された。袖や裾をロールアップして長さを調整し、裏地を見せたり、レイヤードやマフラーなどの小物類と組み合わせたスタイリングが提案された。 アンダーソンにとってユニクロとの協業は「ファッションの民主化」。自身がユニクロの愛用者でもあったことから、コラボレーションが実現したという。発表会にはユニクログローバルマーケティング部部長の松沼礼が登壇し、両者による制作プロセスについて説明した。「まずコンセプトを最初の段階で固めた。プロジェクトの進行中もそこに立ち返り、ブレが無いようにデザイナーと確認しながら制作を進めていった」。完成したコレクションはメンズ19型・ウィメンズ14型の全33アイテムで構成。ユニクロの対象店舗およびユニクロオンラインストアで取り扱う。価格帯は税別1,500円〜1万4,900円。
 グローバルではアンダーソンの活動拠点でもあるロンドンで9月19日に先行発売し、9月20日にオープンしたスペイン・バルセロナの店舗でも展開をスタート。日本を含む全19カ国の国と地域で順次発売される。なお、今シーズン以降の展開については未定だという。