ドイツ「ビルト」紙のウェブ版。シュレーダー氏の隣に立つのが噂の韓国人女性

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ドイツで1998年〜2005年にかけて首相を務めた、ゲアハルト・シュレーダー氏(73)の「老いらくの恋」が報じられた。お相手は25歳年下の韓国人女性だ。

そのシュレーダー氏は最近、韓国を訪問したばかり。元慰安婦女性が生活する「ナヌムの家」を訪れたことが、韓国でも大々的に報じられた。

25歳年下女性と5度目の結婚へ

前首相に新恋人――2017年9月20日(現地時間)、ドイツの有力タブロイド紙「ビルト」などは、一斉にこのニュースを伝えた。

シュレーダー氏はこれまでに4度の結婚を経験し、現在、ドリス夫人と近く離婚すると報じられている。そのドリス氏が現地時間20日にFacebookで声明を発表、離婚の理由の一つとして、「フラウ・キム」の存在を挙げたのだ。

このニュースは韓国メディアでも大々的に報じられ、2人が近く結婚予定だと伝えている。このうち、朝鮮日報(ウェブ版)が21日に報じたところによると、「フラウ・キム」ことこの韓国人女性は48歳、通訳などとしてキャリアを積み、現在はドイツの州経済振興公社で勤務中だという。シュレーダー氏の通訳もたびたび務め、その著書が韓国で出版された際には監修も務めたと紹介されている。

慰安婦女性に「ノーベル平和賞」の資格ありと発言

そのシュレーダー氏はつい最近、韓国を訪れたばかりだ。11日には、元慰安婦女性が共同生活を送る「ナヌムの家」に外国元首経験者としては初めて訪問、中央日報などによれば、元慰安婦女性を「ノーベル平和賞」候補として推薦する動きがあることに言及し、「十分に資格があり積極的に支持する」と述べたとされる。韓国ではもちろん歓迎され、「被害者らに会いに来ていない」(中央日報)日本の安倍晋三首相と比較するコラムが掲載されるなど、その発言が詳しく伝えられた。

ちなみに女性は、この韓国訪問でもシュレーダー氏に随行、文在寅大統領との会談時にも通訳として同席している。