岡崎、連続ゴールストップで地元紙チーム最低評価 「ヴァーディのサポートに入れず」

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自陣に下がって守備に追われる時間が続き、得点に絡めないまま後半15分に交代

 レスター・シティFW岡崎慎司は現地時間26日、プレミアリーグ第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦で3試合連続先発出場を果たしたが、この日は無得点に終わり、開幕からの連続ゴールは2でストップした。

 英地元メディアからは守備でのタスクを評価されたものの、攻撃面では不十分と評価された。

 岡崎はイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと縦関係の2トップでスタメン出場。相手に主導権を握られる展開で、自陣に下がっての守備に追われる時間が続き、チームは最前線のヴァーディを狙ったカウンターに活路を見出したがゴールは奪えず。岡崎は得点に絡めないまま後半15分にウェールズ代表MFアンディ・キングとの交代でピッチを後にした。

 岡崎の連続ゴールは「2」でストップ。その後、ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとベルギー代表MFマルアン・フェライニにゴールを奪われ、レスターは0-2で今季2敗目を喫した。

交代後の失点でその重要性が際立ったが…

 試合後の英地元紙「レスター・マーキュリー」の採点で岡崎は、ヴァーディらその他3選手と並ぶチームワーストタイの6点だった。「ユナイテッドの勢いある攻撃を止めようと激しく戦ったが、ヴァーディのサポートに入ることはできなかった」と寸評にあるように、守備面での貢献には一定の評価が与えられているが、攻撃面の不足を指摘された。

 それでも岡崎の交代後に2失点を喫するなど、高い献身性を備える岡崎の重要性が際立つ一戦となった。

 採点でチームトップ評価を受けたのは、後半にベルギー代表FWロメル・ルカクのPKを止めたデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルとCBコンビのジャマイカ代表DFウェズ・モーガン、DFハリー・マグワイアの3人で8点。アルジェリア代表MFリヤド・マフレズら4人が7点だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images