日本の国民食の1つと言えるラーメンは、もともと中国から日本に伝わった料理であることは誰もが知っている。日本のラーメンはもはや中国のラーメンとは味も見た目もまったく違う料理へと変化しており、中国では中国のラーメンと区別するために「日式ラーメン」と呼ばれるのが一般的だ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本の国民食の1つと言えるラーメンは、もともと中国から日本に伝わった料理であることは誰もが知っている。日本のラーメンはもはや中国のラーメンとは味も見た目もまったく違う料理へと変化しており、中国では中国のラーメンと区別するために「日式ラーメン」と呼ばれるのが一般的だ。
 
 中国にも日式ラーメンをこよなく愛す人びとが大勢いるのだが、中国メディアの今日頭条は10日、「日式ラーメンは椀の中に宇宙が存在する」と形容し、日本のラーメンへの愛を綴った記事を掲載した。
 
 記事は、多くの中国人は日本食という言葉から寿司や天ぷらを連想すると伝える一方、日本を訪れたら絶対に食べるべき料理の1つにラーメンも含まれると紹介し、日本のアニメなどを通じてラーメンを食べる描写を目にするだけで「中国の日式ラーメンファンは日本に行きたくてたまらなくなる」と論じた。
 
 続けて、日式ラーメンは「前菜などが不要で、1つの椀に麺料理が入っているというシンプルな料理」であるとしながらも、その椀の中で麺とスープが織りなす見事な調和は「まるで宇宙のような奥深さ」があり、この世のあらゆるモノは「ラーメンとラーメン以外」に大別しても良いくらいだと主張した。
 
 さらに記事は、日式ラーメンへの愛を綴っているうちに、どうしても日ラーメンが食べたくなったと伝え、「ラーメンを食べるために日本に行きたい」と綴っている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)