ヨガってご存知ですか?

顔の表情筋を意識的に動かして鍛えるエクササイズのひとつで、短期間で気になるたるみやほうれい線に変化があらわれると美容マニアの間でも話題です。さっそく、顔ヨガのはたらきとやり方についてみていきましょう!

ヨガっていったいなに? どんな効果があるの?




顔にある60種類の筋肉のうち、7割ほどは使われていないといわれています。それらの筋肉を動かすことによって、滞っていた流れを取り戻すことが顔ヨガの目的です。その結果、たるみやむくみ、ほうれい線にも変化があらわれて、フェイスラインがスッキリする、というメカニズム。

顔の筋肉を動かすといっても、特別な器具などは使いません。意識してさまざまな表情をつくり、緩めるといった動作を繰り返すのが顔ヨガです。

ヨガのポーズにはどんなものがある? 簡単ポーズを紹介




ヨガのポーズは、それ自体はとっても簡単。ですが、きちんとできていないと効果はないので、はじめは鏡を見ながら、ひとつひとつチェックして行うのがベスト。

ヨガのポーズは100を超えるほどたくさんあります。その中でも基本的な2つのポーズをご紹介します。

<むくみやたるみとりのポーズ>

1.顔全体のパーツを中心に寄せるように、息を吐きながら力を入れて縮めます。口はすぼめるように。そして10秒キープ。

2.次に顔全体を広げるように、目も口も、一気に広げます。そしてすぐに力を抜きます。

3.1〜2を1セットとして、3〜5回繰り返します。

<ほうれい線対策のポーズ>

1.口の中で舌を巻き、口を一文字にギュッと閉じます。その状態で5秒ほどキープ。

2.1の状態をキープしながら、口角を左右に引き伸ばすようにストレッチさせます。

3.今度は口をすぼめ、唇を前に突き出します。

4.1〜2を1セットとして3〜5回繰り返します。

ほんの少しの時間があればOK! いつでもできる顔ヨガ





ヨガのひとつのポーズの時間は約10秒と短いものです。それを、3〜5セット繰り返すだけなので、ほんの少しの空き時間でも十分にできます。また、この時間にやらなければ、というものもありません。

日常生活では使えていない顔の表情筋を動かすことで、慢性的なむくみの解消にもつながります。やっている時はかなりの変顔ですが、終わった直後に鏡を見て「なんだか、顔がスッキリした! 」と感じる人も。継続は力なり。ぜひ、毎日の習慣にしてみてください。