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4月スタートの春の連続ドラマが概ね折り返し地点を迎え、ここまでの全話平均視聴率トップには、4話平均で14.2%となっている天海祐希主演の『緊急取調室』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜)が輝いた。

○2017民放春ドラマ中間平均視聴率ランキング

天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、特別取調室で取り調べを行う緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げていく『緊急取調室』は、初回で17.9%を記録して断トツトップのスタート。その後も、第2話で14.2%、第3話・4話でいずれも12.4%と、堅調に推移している。

2位には、初回視聴率4位だった長谷川博己主演の『小さな巨人』(TBS系、毎週日曜21:00〜)が浮上。14日に放送された第5話は、自己最高の13.9%をマークしており、上昇気流に乗る作品が多い「日曜劇場」枠だけに、今後の期待が高まる。

そして、3位『警視庁・捜査一課長 シーズン2』(テレ朝系、毎週木曜20:00〜)、4位『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ・フジ系、毎週火曜21:00〜)、5位『警視庁捜査一課9係 season12』(テレ朝系、毎週水曜21:00〜)と、上位5作品を"警察モノ"が占める状況となった。今クールは11作品が初回視聴率で2ケタに乗せたが、ここまでの平均で2ケタをキープしているのも、この5作品のみとなっている。

注目のフジテレビ"月9"30周年作品である『貴族探偵』は、ここまでの平均が9.5%。2015年10月クールの『5→9〜私に恋したお坊さん〜』以来となる全話平均2ケタに向け、望みをつないでいる。

ゴールデンウィーク中はどの作品も数字を下げているため、今後の数値の推移に注目だ。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。