まさか自分にカメラが向いているとは思わなかった女性キャスター(出典:https://www.youtube.com)

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ニュースは生放送が基本。自分に向けられたカメラがいつオンに切り替わるかわからない。それゆえ番組が放送されている間、ニュースキャスターには周囲への注意力や緊張から解き放たれる瞬間など1秒たりとも無いと思っていた。だが実はそうでもないのかも…!? このほどオーストラリアのあるテレビ局で1人の女性キャスターがクビになった。その原因が動画で紹介されて話題となっている。

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問題の女性キャスターは『ABC News 24』で活躍してきたナターシャ・エクセルビーさん。その前は特派員としてシリアに18か月も赴任し、戦争、難民、テロ攻撃の現状を取材していた果敢で頼もしい存在であり、キャスター就任は彼女にとっても大きな出世であった。しかしそれからたった4か月のこのほど、彼女は放送中にプロのニュースキャスターからは想像のつかない緊張感のない表情、そしヒマを持て余して遊んでいる様子が生放送となるアクシデントに見舞われた。

番組はその時、録画の映像を流していたためナターシャさんはヒマそうな表情でペンの頭をつまんで遊んでいた。自分に向けられているカメラがオンになったことを知ったのは1〜2秒後で、その瞬間の彼女の動揺はひどいものがあった。キャスター降板が決まった彼女は今、「プロとしてあるまじき姿をお茶の間の皆さんにお見せしてしまい、反省しています。私のすっとんきょうな顔を捉えた動画が人気だそうで、この時代はそれも仕方のないこと。どうぞ笑ってやって下さい」と苦笑しているという。

出世のコースを歩み、才色兼備である彼女の降板は局としても非常に痛いに違いない。

こちらは9日、YouTubeに“News Anchor Daydreaming Blooper”というタイトルで投稿されたその動画である。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)