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モンテレー・カー・ウィークに行なわれるザ・クウェイル(Quail)は、今年も8月18日、カーメルのクウェイル・ロッジ&ゴルフ・クラブで行なわれる。約5,000人の観客と、プライベート・コレクションから出展される250台の貴重な名車たちが集まる。

このモータースポーツ・ギャザリングは、スポーツカーとレーシングカーにフォーカスされたもので、今年は、伝統的な戦前のスポーツ&レーシングカー、戦後のレーシングカー、1945年から1960年までの戦後のスポーツカー、1961年から1975年までの戦後のスポーツカーというクラス分けがされる。

今年エントリーするモデルの中から注目の5台を紹介していこう。

第5位 1938年型パッカード・モデル1601

パッカード1601は、ロバートMリー・オートモビル・コレクションからの出品だ。初年度に生産されたこのモデルは、フロント・スクリーンに小さなクローム・ストリップが入るのが特徴だ。

第4位 2009年型アルファ・ロメオ・ディスコ・ヴォランテ

アルファ・ロメオ8Cコンペティツィオーネのシャシー、ツーリング・デザインのC52にインスピレーションを受けたボディを被せたミド・エンジンのスペシャル・モデル。

第3位 1982年型ランチア037

伝説となりつつあるグループBのラリー・モデル、ランチア037。ランチアとアバルトとの協業で生まれたモンスター・マシンだ。

第2位 1964年型アルピーヌM64

アルピーヌのファウンダー、ジャン・レデレの手によるルノー4CVベースのレーシング・モデル。1964年のル・マン24時間ではクラス優勝を果たしている。

第1位 1965年型フェラーリ275GTS

フェラーリ275シリーズのロード・ゴーイング・スポーツであり、最も美しいとされる275GTS。ただ快適なだけでなく、225km/hの最高速を持つ。