日本ハムの大谷翔平

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 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める里崎智也氏が8日、『ナイタースペシャル まいにちとことんプロ野球』に出演し、同日のオリックス戦で左ハムストリングスに違和感を訴え、途中交代した日本ハムの大谷翔平について語った。

 右足首を痛めWBCを出場辞退した大谷は、オープン戦で打者として復帰。投手としての出場はないが、開幕から野手として出場し、チームに欠かせない存在感を発揮している。そんな中、『3番・指名打者』で出場した8日のオリックス戦の第1打席、三塁へのゴロで一塁へ全力疾走した大谷は、走塁中に左ハムストリングに違和感を覚えた。結局、大谷は次の打席で交代となった。

 里崎氏は大谷の負傷について「完全に右足首をかばって今までプレーしてきた付けが回ってきましたよね」と指摘。つづけて「栗山監督が左足でベースを踏みなさいと言われていたことが、気になり負担になったかもしれない」とした。

 その一方で、左ハムストリングスに違和感を覚えたことで里崎氏は「これを機に右足首を含めて、治療をして万全な状態で戻ってくる良い機会になったかもしれないですね」と治療に専念できるのではないかと分析する。

 同番組終了後に、日本ハムから大谷の診断結果が発表され『左大腿二頭筋肉離れ(2度)』、試合復帰まで4週間程度の見込みだという。今後の予定は明日以降に決定するというが、里崎氏が番組で話したように治療に専念するのか動向が非常に注目だ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)