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5日放送、日本テレビ「ナカイの窓」では、「女子だけどこんなお仕事してますSP」として、重量挙げ・八木かなえがゲスト出演。重量挙げ選手ならではのオシャレや恋愛の悩みを語った。

「(子供の頃)器械体操は10年間やってた」という八木は、「自分なりに限界を感じていた。これ以上続けても(体操で)トップにはいけないなって自分で分かった」と振り返った。そんな時、高校の見学会でウエイトリフティングに魅せられ、はじめることになったという。

バーベルを持ちあげた時の感想を訊かれると、「相当重たいので。“重た”って思うと絶対に上がらない。(頭の中は)無です。無になります」と説明。競技者がゆえの悩みについては「重い物を持つ職業なので、男性が、私が重い荷物を持ってても持ってくれない」とおどけてみせた。

また、大好きなオシャレについても、制限が多いという八木。女子53キロ級ながら、100キロ以上のバーベルを持ちあげる彼女の筋量は、当然並みの女性と比べ物にならない。そのため、洋服のサイズも合わないことが多いという。

その他にも、八木は「ネイルもダメ。親指を巻くように握ってバーベルを持つので(ネイルが)とれてしまったり。マメも大きい時と小さい時があるので、伸び縮みする指輪をつけたり」と支障のない範囲でオシャレを楽しんでいる。

恋愛の話になっても「筋肉が大好きな人とかには興味を持ってもらえる」とため息まじりに話した八木。その上で「今は(彼氏は)全然、しばらくいない」と明かすと、「(恋愛は)禁止ではない」とつつ、「オリンピックとか大きな大会があると、恋愛が後回しになっちゃう」とも――。金銭事情についても、重量挙げの大会賞金を「0円です」と紹介すると、「大会に勝ってもお金貰えないので、(所属する)ALSOKからのお給料で生活している」と明かした。