「名岐ダービー」ロゴ。2017年9月30日(土、予定)に長良川競技場で開催される第35節のゲームでは、FC岐阜のチームカラーとなる/※10月1日(日)に日程変更の場合あり

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2017年3月4日(土)に、2017明治安田生命J2リーグ第2節 名古屋グランパス対FC岐阜のゲームが豊田スタジアムで行われる。両チームがJリーグの公式戦で対戦するのは、今回が初めて。愛知県と岐阜県、本拠地が隣接していることから今シーズンの両チームの対戦カードは「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」と名付けられた!第1戦となる当日は、この対戦を盛り上げるためにさまざまな企画が展開されているぞ!!

【写真を見る】「Jリーグマスコット総選挙2017」で堂々6位を獲得したグランパスくん(左)と、そのファミリーにも会える!はず!

■ “ダービー”ってなに?

同一都市や同一地域をホームタウンとしているなど、明確なライバルチーム同士の対戦カードで使われる“ダービーマッチ”。わかりやすいところで言えば、日本代表・本田圭佑のACミランと長友佑都のインテル・ミラノの対戦は、両チームが同じイタリア・ミラノを本拠地とする(どころかスタジアムも同じ)ことから“ミラノ・ダービー”と呼ばれている。また、香川真司と内田篤人が所属するボルシア・ドルトムントとシャルケ04による“ルール・ダービー”も世界的に有名だ。日本でも、浦和レッズと大宮アルディージャの“さいたまダービー”や、ガンバ大阪とセレッソ大阪の“大阪ダービー”などが知られている。“ダービーマッチ”は各地元のプライドをかけた対戦となるため、選手や監督はもちろん見ている方もアツくなれるのだ!

■ スタジアムイベントでも盛り上がろう!

サッカー観戦は、当日の試合前から楽しむのが吉。「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」の“開戦”を記念して、当日の豊田スタジアム(とその周辺)ではさまざまなイベントが開催される。キックオフ前には、両クラブのご当地武将隊である「豊田寺部武将隊」と「岐阜武将隊 信義徹誠(しんぎてっしん)」による演舞や、未来のスターを育成する両チームのサッカースクールの交流戦などが行われる。また試合中やハーフタイムにもイベントは盛りだくさん。名古屋グランパスのスタジアムDJを務めるYO!YO!YOSUKEと、FC岐阜のスタジアムDJを務める平松伴康による両チームの応援合戦や、グランパスチアダンススクールとFC岐阜の「グリーンエンジェルス」による応援パフォーマンスなどを観ることができる。

■ 腹が減っては戦はできぬ!グルメも味わい尽くそう♪

せっかくサッカー観戦に出かけるなら、スタジアムグルメ(通称、スタグル)も味わっておきたい。「知多牛チーズバーガー」(700円)や「富士宮やきそば」(600円)、「諭吉のからあげ」(600円)など鉄板のレギュラースタグルをはじめ、試合当日は“岐阜グルメ”もお目見え!岐阜グルメの王様である飛騨牛を使った「牛串」(650円)や「飛騨牛コロッケ」(200円)のほか、定番の「鶏ちゃん焼き」(500円)は見逃せない。また、「岐阜県産のヘルシーポークのトマトキーマカレーピザフリッター」(500円〜)や「高山フレッシュモッツアレラチーズのマルゲリータピッツァ」(850円)など、スタグルとしては一風変わったおしゃれなメニューも登場する。そのほかにも、今シーズンから豊田スタジアムの場内グルメに仲間入りした英国風パブ「HUB」や、11店舗の当日限定グルメも味わっておきたい!もはや、試合前だけでも満足できてしまうほどの充実度だ!

■ 今シーズンだけかも?対戦記念グッズもチェック

会場では両チームの対戦を記念した「Jリーグ初対戦記念プリントタオルマフラー」(2種類 各1836円)や、「Jリーグ初対戦記念ユニフォームクッションキーホルダー」(972円)、「Jリーグ初対戦記念ミニペナント」(864円)などのコラボグッズが数量限定販売される。どちらかだけがJ1昇格を果たすなどすれば、今シーズン限りで一旦観られなくなってしまうこともあり得る「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」。対戦記念グッズは思わぬレアアイテムになるかもしれないぞ!?

■ グランパスファンはこちらも必見!

今回の対戦は名古屋グランパスのホームゲームとして開催されるということで、グランパスサポーターやファンは見逃せない催しも多数!なかでもイチオシは、キックオフ前の“7”にちなんだセレモニー。3月4日(土)のFC岐阜戦をもって、グランパスのリーグ戦ホームゲーム通算来場者数が“700万人”を突破することから、新旧“背番号7”のMF田口泰士と中村直志氏が700万人達成の記念品贈呈を行う。記念試合だけに、グランパスは是が非でも勝利をつかみ取りたいところ。名鉄(名古屋鉄道)も、名古屋本線・三河線を走る車両の先頭部と最後部に試合告知の系統版も掲出し、グランパスの勝利を後押しするぞ!

ほかにもさまざまな企画が予定されている「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」。この一戦はサッカーファンのみならず、東海エリアの人にはぜひ“遊びに行ってほしいイベント”だ!【東海ウォーカー/吉橋和宏】