イワン・リオン

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マーベル・エンターテイメントによる超人スーパーヒーロー、ブラックボルトと彼の一族を描いた「インヒューマンズ」のTVシリーズが、米ABCにて放送されることは当サイトでも先日お伝えしたが、この新たなスーパーヒーロードラマの主演俳優が、『ゲーム・オブ・スローンズ』で異常なまでの残虐性を持つラムジー・ボルトンを演じているイワン・リオンに決定したと、米Varietyが報じた。

イワンが演じるのはブラックボルトの弟のマキシマス・ザ・マッド。口が達者で知的、チャーミングな上、人々のために尽くすが、内心では権力や力を欲しているというキャラクターだ。「チャーミングで、茶目っ気があり、かつ全く予測できないほどに危険な香りがするという色々な側面を表現できるイワンこそが、このキャラクターを現実の世界にもたらすことができる。我々は、イワンが主演してくれ非常に嬉しく思っている」とマーベル・エンターテイメントのジェフ・ローブはコメントしている。

今回のTVシリーズは、1965年にスタン・リーとジャック・カービーが描いたインヒューマンズの最初の物語に焦点が当てられる。原作コミックには、街を破壊できるほどの声を持つインヒューマン皇族のリーダー、ブラックボルトや、彼の妻で自在に操れる髪の毛を持つメデューサ、元素を操ることができるクリスタル、テレポート能力がある犬のロックジョーなど、それぞれ超人パワーを持つ個性豊かなキャラクターが登場する。インヒューマンのキャラクターは、同局で放送されているマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』にすでに登場しているが、スピンオフとして製作されるわけではない。また、映画の『アイアンマン』や『アベンジャーズ』、Netflixで配信されている『デアデビル』、『ジェシカ・ジョーンズ』、『ルーク・ケイジ』などで知られるマーベル・シネマティック・ユニバースの神話がさらに壮大なスケールで描かれるとのこと。

同作は、今年秋に放送スタートの予定だが、最初の2エピソードは9月に2週間限定でIMAX劇場にて上映されるという。(海外ドラマNAVI)