マイケル・ファスベンダー

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遺伝子操作によって、アサシンとして活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクション『アサシン クリード』。3月3日(金)より公開となる今作だが、記憶をなくした死刑囚カラム・リンチと彼の祖先である伝説のアサシンの2役を演じ、今作のプロデューサーも務めたマイケル・ファスベンダーが来日し都内で開かれたイベントに登壇した。

ストイックな役作りでも知られ、『スティーブ・ジョブズ』で第88回アカデミー賞主演男優賞候補にもなったマイケル。演技だけでなく、「TC Candler.com」が毎年発表している"世界で最も美しい顔 100人"の1位に輝いたこともあるほどセクシーなルックスで人気を博している。日本でも人気が高いマイケルだが、実は映画のPRとしての来日は初めて。そんなマイケルの登場には会場に集まったファンも大興奮! 「この作品は愛を注いだ映画です。6年前にゲームの映画化ということで話をはじめたのですが、やっと公開までたどり着けました。ぜひとも楽しんで欲しいです」と挨拶。今作の見所については「ゲームにも追体験というのが出てくるのですが、この映画にはゲームには全く登場しない暗黒の時代であったルネサンス期のスペインがはじめて出てきます。ゲームファンの皆さんにはゲームに登場する武器もたくさん登場するので楽しみにしていて欲しいです」と語った。

また、今作ではマリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)、ジェレミー・アイアンズ(『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』)といった演技派俳優と共演をしているが、それについてマイケルは「まず、ジェレミーは伝説的な俳優ですよね。声の質が素晴らしいのと同時に言葉の使い方が素晴らしいです。マリオンとは『マクベス』に続き2度目でしたが、彼女とのチームワークはできていたので、参加すると知って嬉しかったですし、彼女のおかげで映画の質が上がったと思います」と、二人と共演出来た喜びを明かした。

その後、カラム・リンチ(マイケル)の吹き替えを担当した齋藤工も登場。大ファンであるというマイケルから劇中に登場するエデンの果実をプレゼントされイベントは幕を閉じた。

『アサシン クリード』は2017年3月3日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)