こんにちは!テリヤキアンバサダー駒瀬です。今回は西五反田の住宅街でひっそりと営業している鮨「なかのや」の紹介です。東京都心で美味しい鮨とお酒を低予算で頂けるお店となると探すのに非常に苦労してしまいますが、こちらのお店はこれらの条件を満たす貴重なお店の一つです。興味のある方はぜひ伺ってみて下さい。

お店は住宅街のど真ん中?!

 閑静な住宅街のど真ん中でひっそりと営業しているこちらのお店は地図アプリを使っても若干迷います。こんなところに本当にお店があるのだろうかと不安になりながら、たどりついた先は住宅街のど真ん中。注意しないといけないのは、美味しい鮨とお酒で気分が良くなってワイワイお店を出ようものなら周辺住民から苦情が出てしまう事間違いなしの環境であること。酔っ払って大声を出さないようにお酒の量を調整して楽しみましょう。

つき出汁?

 最初何を出されたのかと一瞬驚きますが、一口飲むとやさしい味つけに感動させられます。魚と貝の出汁に、シャリが少量入った突き出しならぬつき出汁といったところでしょうか。寒〜い冬、一番最初にこれを出されると体が非常に温まります。あまりの幸福感に〆にこれでお茶漬け作って下さいと思わず頼みたくなる一品です。
 写真だけでは分からない感動と幸福感があるため、ぜひご自身で足を運んで生で感じてもらいたい一品です。

旬のネタで頂く究極の握り

 この日は空腹感が半端なかったため、握り中心のお任せでいただきました。お蔭様で全部で十六貫をたらふく頂きました。魚貝共に旬のネタはどれも美味しかったですが、その中でも特に記憶に残ったのがカワハギとカワハギの肝のせ握りでしょうか。カワハギの身とトロッとした肝の食感がとにかく絶妙です。これに美味しい日本酒を口に含むとまさに究極のマリアージュ状態。幸せ〜の一言につきます。お任せコースとは別に注文したくなった一貫でした。

ちょっと変わった味わいのお椀

 こちらは赤だしにもずくを入れたお椀という事で〆の巻物の前に頂ましたが、こちらの椀もちょっと変わった味わいで記憶に残る一品でした。もずくをもずくと感じさせない食感に仕立てたといった方がいいのでしょうか。あまりいい表現ではないかもしれませんが、和風オニオンスープなんです。普段このような形でもずくを頂く機会がないためこの食感と味付けであればもずくが苦手な方でも美味しくいただけるのではないでしょうか。

いかがでしたか?こちらのお店は料理内容を写真で紹介するより現地へ直接足を運んでいただいた方が感動が大きいお店である事間違いなしです。お鮨が好きな方はぜひ一度伺ってみてはいかがでしょうか。