TERIYAKIアンバサダーの宮川あずさです。今回のあずメシは、TERIYAKIのキュレーターである堀江さんのコラムを拝見し、一度伺ってみたかった広尾にある熟成寿司店をご紹介させて頂きます。

溢れんばかりのいくら丼

宮城県東松島のいくらとばらぼしの海苔。丼ぶりいっぱいにこれでもかと言わんばかりのいくらの粒が輝く。このイクラ丼に辿り着くまでもつまみを10品ほど食べたであろう。握らないと噂には聞いていたが、とにかつまみのオンパレード!つまみの豊富さは、群を抜いている。

カワハギと自家製からすみ

カワハギの肝挟みと自家製のからすみ。カワハギの中の肝が堪らなく美味い。これだけでもずっと食べ続けられる。後ろに見える自家製のからすみも少し炙ってあって香ばしい味わい。お酒のラインナップも豊富で一つ一つ拘りのあるつまみと酒を存分に堪能出来る。

旨味の詰まったあんこう鍋

宮城県石巻のあんこう鍋。肝、胃袋、つばら、えら、かわ、身が全て入った鍋は熱々。ハフハフしながら食べる優しい出汁の鍋は、あんこうの旨味がギュッと凝縮されている。火傷しそうになりながらも、ひと口、ふた口と、あっという間に完食してしまった。

ウスバハギの肝挟み

握り始めた中でも一番印象深かった、ウスバハギの肝挟み。大将にお願いして、特別に肝を上に乗せてもらったのだがこの肝が堪らなく美味い。ウスバハギの淡白な味に対して、この肝がアクセントとなり口の中で重なり合うととろけるような味わい。思わずもう一貫食べたくなった逸品である。

お誘い頂き、初めて訪問した「鮨 心白」さん。今回は計4時間と限られた中での滞在で握ったのは最後1時間のみ。とにかくつまみが豊富。そして一つ一つのつまみに拘りがあり、握りよりもつまみと酒に徹するのがここの愉しみ方なのであろう。とにかくゆっくり熟成されたネタと酒を存分に堪能したい方にはオススメ!次は時間に余裕を持って伺いたい。