「A-port」のページからキャプチャ

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2016年をもって解散する国民的アイドルグループ・SMAP。解散の期限である12月31日が近づく中、一般のファンが「SMAP大応援プロジェクト〜新聞メッセージ・どうか届きますように〜」と銘打った企画を発足。クラウドファンディングで3913万8404円もの資金を集めた。

「SMAP大応援プロジェクト」の発足


「全国で発行される新聞の広告を使って、SMAPのメンバー・スタッフへ向けメッセージを届けられたら」という思いから、一般の会社員と主婦のSMAPファン有志3人によって、今月20日から始まった「SMAP大応援プロジェクト」。日本中のファンの気持ちを全国紙の新聞広告で届けるべく、朝日新聞が運営するクラウドファンディング「A-port」で資金集めを開始。同月27日の午後23時59分を締め切りとし、目標金額1000万円を掲げた。

支援者は1000円と3000円、2種類の寄付プランを選択することが可能で、支援者特典もある。1,000円プランを選択した支援者は「A-port」サイト内に応援メッセージの記入ができ、同プロジェクト立案者3人からのお礼メッセージが届く。3000円プランを選択した支援者は応援メッセージの記入と、新聞広告紙面に名前(またはニックネーム)を掲載できる。

このプロジェクトには多くのファンが賛同し、「どうか私たちの気持ちが届きますように…」「SMAPにはいつも元気をもらってきた。SMAPが大好きっていう気持ちは、これからも変わらない」「SMAP5人の絆を、信じています」「SMAPが幸せでいられますように。その支えになれることを祈ってます」と、様々な応援メッセージが同サイト上に掲載されている。

クラウドファンディング日本記録を樹立


同プロジェクトは開始直後から驚異的な数の支援者が集まり、たったの2日あまりで目標金額の1000万円を達成。最終的に3900万円以上の支援金と1万2838人もの支援者が集まり、支援者数では日本一となった。ちなみに今までのクラウドファンディングによる支援者数日本一は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が『えんとつ町のプペル展』を無料で開催するため、「CAMPFIRE」上で募った6257人だった。予想以上の支援者と支援金が集まったことで、今月30日に発行される朝日新聞朝刊の見開き2ページ以上の広告になる予定だそうだ。