ちょっと斬新なメニューを出す「パン屋」さんが埼玉県行田市にあるらしいのです。

その名前は「翠玉堂」。

毎週木曜日〜日曜日にしか営業をしていないパン屋さんですが、ここが毎週出す惣菜パンが面白いと話題になっているとか。季節やイベントに合わせたアイデア満載の惣菜パンが並ぶそう。その週に並ぶ惣菜パンは、毎週公式Twitterでお知らせが流れます。

今回はちょうどクリスマス。「クリスマスパン」なるものが発売されるという噂。さて、Twitterを確認すると…。




出ました「クリスマスパン」!コッペパンの上には大きな骨付チキンが乗っかっています。見た目の迫力がハンパ無い。

しかも、チキン丸ごとのったものまで…!







これは、すごい!

ということで、その「クリスマスパン」を買いに、行田まで足を伸ばしてみました。

まったりした行田の街に現れるパン屋「翠玉堂」



秩父鉄道の行田駅から徒歩10分程度歩いた場所に「翠玉堂」はあります。ちょっとアンティークな雰囲気のお店です。



お店にかかった暖簾には店主の顔??



そして、不思議な張り紙…。



どんなお店なのかしら?と扉を開けると、そこには素敵な空間が広がっていました。



奥にはアンティークな家具を使ったテーブル席が。



まるでカフェのような落ち着いた雰囲気です。

あの「クリスマスパン」を出しているお店とは思えませんが、まずは目的を果たします。実はなくなると困るので、Twitterを見てすぐに電話をして取り置きをしてもらいました。

早速店主の方にその旨を伝えて「クリスマスパン」を出してもらいます。さて、どんなパンなのかしら?

コッペパンと本格的な味のチキンの最高コラボ!



しばらく待つと、出てきました!「クリスマスパン」です。店主に許可をいただいて、店内でいただいてきました。



想像以上に大きな骨付チキンが乗っかっています。



チキンの下にはポテトサラダと、ブロッコリーとトマトのピクルス?それだけで惣菜パンとは思えぬクオリティー。まさにオードブル。



チキンはハニーマスタードに、醤油やみりんを加えたものを塗っているとか。かなり本格的。ずっしりとした鳥もも肉は食べ応えありそうです。



美味しくて気がついたら完食しちゃいました!そして、コッペパンもほんのり甘くて美味しいんです。これだけですっかりクリスマス気分を味わえちゃいました。

「惣菜パン」以外のパンとお菓子もオススメ



もちろん、お店には普通のパンも売ってますよ。むしろこちらがメインです。ハード系のパンが中心にいろいろ取り揃えています。



お菓子などもあります。



クリスマス限定のお菓子「シュトレン」もありました。こちらは筆者も購入しましたが、洋酒がしっかり効いてて食べ応えありです。



猫のクッキーが人気なのだとか。



手作りのジャムもありますよ。季節の果物を使って作っているそうです。



レジの横には、「超高級バジルソース」。2,000円ですが、何にでも合う万能ソースだとか。



しばらくすると、店内をいい香りが漂ってきました。見てみると、店主が翌日の惣菜パンの仕込みをしていました。



これは、チキン丸ごとの「クリスマスパン」! ちなみに、筆者が行った日はチキン丸ごとの「クリスマスパン」は完売でした。残念!

全て店主がこだわり抜いた手作りパンがならぶ「翠玉堂」。斬新な惣菜パンの話題が先行しがちですが、どれも味も美味しいので、ぜひ行田まで足を伸ばしてみてくださいね。
(西門香央里)

翠玉堂
埼玉県行田市行田5-7
048-556-2640