こたつにみかんが恋しくなるこの季節。Twitterユーザーが和歌山県流のみかんの剥き方を披露し、「なにこれ! すごい」「速いしキレイすぎる!」とネットで話題になっている。

みかん農家の孫が見せたキレイすぎるみかん剥き


12月14日、Twitterユーザーの@satsuki_engさんが“大阪ではみかんの皮をべりべり剥がす人が多い”ということで、みかんの皮むき動画を投稿。ヘタのない側から房の分かれ目に合わせてみかんを4つに分け、見事な手つきで皮を剥いてみせた。




これに他ユーザーから「分かれ目どうやってわかるんですか?!」と質問がくると、「適当です。剥きやすいみかんなら気にしなくても自然に割れ目で割れます!」と返答。「目からウロコだ!」「ヘタの方から剥いてたからめちゃくちゃになってたのか!」と大反響が巻き起こっている。

練習あるのみ! 和歌山ではメジャーな「有田剥き」


和歌山出身の他ユーザーからも「これやってた!」「普通だと思ってたわ」と共感の声が上がるこの剥き方、「有田剥き」という呼び名があるよう。みかんブランド「有田みかん」で知られる有田地区の農協「ありだ農業協同組合」のサイトにもこの剥き方が紹介されている。

みかんはヘタのない方を「果頂部」と呼ぶらしく、まずは果頂部を親指で2つに裂き、それをさらに2つに分ける。4つに割っても3つに割っても良いそうで、果頂部から割ることが何より重要。その後果肉をヘタの方から外すことでスジがきれいに取れるとのこと。この剥き方に慣れていない人も「やってみた」と、動画をTwitterに投稿している。

「有田剥き」を知った人たちからは「この冬練習しよう!」「みかんガッツリ買い込むわ」と気合十分の声も上がっているが、「ありだ農業協同組合」ではそんな人のためにみかんの保存方法も紹介してくれている。「有田剥き」を有田みかん大使が実践している動画もあったり、こたつにみかんがどうして適しているのかを解説してくれていたりと、この冬をみかんで楽しみ切るための情報が満載。みかんを買いに行く前に一度チェックしてみるといいかもしれない。