ガストのウェブサイトよりキャプチャ

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ロイヤルホストが24時間営業の廃止を決めたのに続き、ファミレス最大手「すかいらーく」も深夜営業の縮小に乗り出した。同社のガストやジョナサンの24時間営業店舗が大幅に減る。
すかいらーくの発表によると、深夜2時以降朝5時までの深夜時間帯に営業を行っている987店のうち約8割が、原則深夜2時閉店、朝7時開店へと変わる。
これに対してネット上では、「深夜に働く人が減るのはいいと思う」「地方都市なんて全く人いないしな」と好意的な意見が多く上がっている。

24時間営業廃止の背景に人手不足や利用客減少


12月15日のNHK NEWS WEBや日経電子版の記事によると、2017年1月中旬以降に順次営業時間を縮小していく。背景には従業員の職場環境の改善のほか、人手不足や人件費の高まり、深夜利用客の減少があるようだ。
かつては大半が24時間営業だったロイヤルホストでも、2011年頃より営業時間短縮を進め、現在では24時間営業の店舗は大阪府の桜川店と、東京都の府中東店のみ。この2店舗も16年1月までに深夜営業を止める方向で動いているらしい。かつては全店舗の半分以上が24時間営業だった日本マクドナルドも、最近は24時間営業の店が大幅に減少している。

こうした取り組みがさらに進めば、従業員の長時間労働問題を解消することになるかもしれないと、ネットでは「この流れが多くの業界にも広がって欲しい」「従業員にも優しく出来るから、来店客にも心からのおもてなしが出来るのではないかな。この流れはいいね」と絶賛の声が飛び交っている。