舞台「停格」=台北アートフェスティバルのフェイスブックページより

写真拡大 (全2枚)

(台北 9日 中央社)台北市政府が主催する第18回台北アートフェスティバルが9日、開幕した。10月16日までの約6週間、台湾、日本、フランス、ドイツなどのアーティストによる計12作品が市内で上演される。

今月15日〜17日には、2005年に演劇界の芥川賞とよばれる岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家、岡田利規氏が作・演出を手掛けた舞台「God Bless Baseball」(中国語タイトル:棒球奇跡)が上演される。野球を題材に日米韓の関係を扱う作品で、2015年の韓国での初演を皮切りに日本、米国、ドイツで演じられてきた。チケットはすでに完売。台湾でも注目を集めている。

8日の開幕記者会見では、オープニングプログラムとして、台北市に拠点を置くリバーベッドシアター(河床劇団)と市立中山女子高校が共同制作した舞台「停格」の一部が初めて上演された。

(鄭景ブン/編集:杉野浩司)