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医療機器・医療用材料メーカーのアルケアは9月2日、社内に「リオ行きワープ土管」を設置した。

金メダル12個を含む過去最多41個のメダルを獲得し、8月21日に閉幕したリオデジャネイロオリンピック。閉会式では2020年開催の東京オリンピックへ五輪旗引き継ぎ式が行われ、人気ゲーム「マリオブラザーズ」のマリオに変身した安倍晋三首相が、地球の反対側に位置する東京から「土管」を使ってリオデジャネイロまで移動するパフォーマンスが披露された。

○社内3カ所に「土管」を設置

9月7日には同国でパラリンピックが開催される予定となっており、アルケアからは社員の北薗新光選手(視覚障害者柔道 男子73kg級)と山田敦子選手(パラトライアスロン 女子の部)が日本代表として大会に出場する。

社員のパラリンピック出場をうけ、同社は「応援の気持ちをリオに届ける」ため、本社・工場・研究所3カ所に「土管」を設置。来客や社員の記念撮影スポットとして活用する。また、社内で「リオパラリンピック出場応援写真コンテスト」や社内公募で選ばれた4名の社員を応援団として現地派遣するなど、北薗選手、山田選手の活躍を全社で応援するという。

同社は「北薗選手・山田選手の支援を通じて、けがや障害でつらい思いをされている方はもちろんのこと、広く社会に対して夢と希望を提供していきたい。障害に負けることなく世界と戦う両選手を、アルケアはこれからも応援し続ける」とコメントしている。