あの人の行きつけ vol.003 ラーメン女子・森本聡子さん

写真拡大 (全12枚)



【第2・第4月曜日10:00配信】
夏といえば冷たい麺。そこで今回は年間600杯以上を食べている“ラーメン女子”の森本聡子さんチョイスの冷やし麺をご紹介。森本さんお気に入りで暑い季節を乗り切って。

◆森本聡子さんが選ぶ、冷た〜い麺3選

「山形発祥の“つったいラーメン”が美味!」

「白を基調としたオシャレな店内で女性が気軽に入れます」と、森本さんが紹介するのが、神保町の「麺ダイニング ととこ」。お気に入りは、この店の夏場の看板メニューでもある“つったいラーメン”。山形県発祥の冷たいラーメンのことで、真っ黒な醤油味のスープの中に氷がゴロゴロと入っている。「見た目は普通な感じですが、しょっぱさの中に甘みもあって、とてもおいしい。ふわっと薫るユズの清涼感も心地いいんです」。細めのストレート麺は歯応えがあり、炭火で炙った鶏もいいアクセントになっているそう。「ここは、山形のおいしい日本酒、焼酎など地酒が豊富。山形料理も充実しているから、ダイニングとしても利用するのもおすすめです」。つったいラーメンを締めに、山形の味をいろいろ楽しむ女子会もいいかも。



具だくさんで食べ応えもある、山形生まれのつったいラーメン850円



山形のお酒が所狭しと並ぶ



麺ダイニング ととこ

TEL:03-5577-4404
東京都千代田区神田小川町3-10-9 斉藤ビル1F
営業時間:11:00〜23:00(22:30LO)
定休日:なし
席数:18
アクセス:東京メトロ半蔵門線ほか神保町駅より徒歩4分、JR線御茶ノ水駅より徒歩5分
カード:不可
予約:可(ダイニング利用の場合のみ)
予算:850円〜
喫煙種別:16:00以降は分煙(状況により異なる)

「女子好みの家系ラーメン“冷やしまぜそば”を」

大人気の濃厚豚骨ラーメン店「家系ラーメン 武道家」出身の後藤賢斗さんが今年4月、東陽町駅近くに開いた「武道家 賢斗」。「家系ラーメンというと、男性的なイメージが強いですが、ここは清潔感もあるし、店主はイケメン、美人のスタッフもいて、女子が入りやすい」と森本さん。この新店でいただきたいのは、暑い時期に食べやすい、女性とお年寄りに向けたメニューとして考案された“冷やしまぜそば”。「魚粉は、カツオ、イワシをブレンドして、かえしにごま油を使用。隠し味に武道家の濃厚豚骨スープを少し加えてあって、スルッと食べられるのにすごく満足感があります」。平打ち中太ちぢれ麺は240gとボリューム満点。京都の農家から直送される新鮮な九条ネギのシャキシャキ感にも食が進んで、暑い夏のスタミナ源になりそう。



魚粉とごま油の風味が利いた、冷やしまぜそば800円



男気あふれる店主の後藤さん。笑顔で接客してくれる



武道家 賢斗
ぶどうか けんと

TEL:03-5683-1211
東京都江東区南砂2-1-4
営業時間:11:00〜15:00 16:00〜25:00 土・日・祝11:00〜15:00 16:00〜24:00
定休日:なし
席数:17
アクセス:東京メトロ東西線東陽町駅より徒歩3分
カード:不可
予約:不可
予算:650円〜
喫煙種別:禁煙

「ジャマイカとラーメンのギャップがおいしい」

新桜台駅と江古田駅の中間あたりにある「ラハメン ヤマン」。ジャマイカの国旗がはためき、BGMはレゲエミュージック。しかも、アフロヘアの店主が迎えてくれて、とにかくジャマイカ色でいっぱい。ラーメンを“ラハメン”と呼ぶのもヤマン流。森本さんいわく、「キャッチャーなネーミングセンスのラハメンが豊富で何度も通いたくなる」のだとか。そんな彼女の夏のイチオシは「丸鶏でとったスープの“鶏”感がすごい」という“鶏の冷たい塩らはッ!”。「具の味付けがしっかりしているから、塩味スープでも満足感が高い。トッピングがナスなのも珍しいのですが、素揚げしてからタレにつけてあって絶品なんです」。大葉とオリジナルトマトソースの清涼感と甘み、タピオカ入りのモチモチ麺もインパクト大で、気分はたちまちゴキゲンに。



冷やしなのに鶏のダシがしっかりと感じられる、鶏の冷たい塩らはッ!950円



アフロがお似合いの店主・町田さん。昔からラーメン屋経営が夢だったのだそう



ラハメン ヤマン

TEL:03-3557-0703
東京都練馬区栄町22-1 ・
営業時間:11:30〜16:00 19:00〜22:00
定休日:木曜
席数:9
アクセス:西武有楽町線新桜台駅より徒歩3分
カード:不可
予約:不可
予算:700円〜
喫煙種別:禁煙

WRITTING/MIE NAKAMURA ILLUSTRATION/HONGAMA PHOTO/MORIMOTO AYA

◆選者


ラーメン女子 森本聡子

「女性が1人でもラーメンを食べることのできるカルチャーを広めたい」そんな思いから食べ歩きを開始して13年。年間600杯以上食べるラーメン女子。男性中心のラーメンフリークが多い中、タレントとしても活動しながら、体型維持も視野に入れたラーメンライフにも注目。 ラーメンに対する知識も豊富で「ラーメン女子会」を主催しメディアにも注目され始めている