Twitterが動画ツイートの長さ制限を140秒に変更。Vineもクリエイター対象に140秒動画の添付機能を追加

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Twitterが、投稿する動画の長さをを、これまでの30秒から一気に140秒にまで長時間化すると発表しました。さらにTwitter傘下の6秒動画共有サービスVineでも、同じく最長140秒のオプションを試験的に導入します。Twitterは、今年初めの時点から比較して動画ツイートが50%も増加し、多くのユーザーが動画を楽しんでいると説明、今回、最長140秒までの動画をツイート可能にしたとしています(特別なパートアカウントはすでに最長10分の動画投稿に対応済み)。140秒動画の投稿機能はすでに開始しており、iOS版、Android版のTwitterアプリおよびウェブ版Twitterのいずれからでも可能となっています。

また、Twitterは6秒間限定の動画共有サービスVineでも140秒動画の投稿を試験的に導入することを合わせて発表しました。こちらは6秒のループ動画に対して140秒動画を追加添付する格好となり、動画内右下に表示される「Watch more」の文字をタップすることで、6秒動画から140秒動画に切り替えて再生します。140秒動画再生時には「Amplify」と呼ばれる動画広告を挿入することも可能です。
  
Vineの140秒動画機能は、「まずは一部のクリエイターを対象」とのことで、我々一般ユーザーがすぐに140秒動画を投稿できるわけではなさそうです。
なお、iOSおよびAndroid版のTwitterおよびVineアプリには、ユーザーのタイムラインに表示される動画ツイート、Vine投稿をタップしてフルスクリーン再生する機能が近日中に提供されます。

TwitterもVineも、これまでの制限時間から考えれば140秒というのはかなり何でもできる長さです。たとえば短い楽曲や映画の予告編ならまるごと投稿も可能になり、ショートコントなんかもネタ1本がまるまる入りそうです。とくにVineはまだクリエイター限定ながら、その使い方が大きく変わるような投稿も見られるようになるかもしれません。

ちなみに、Twitterは米国限定ながらクリエイターや大勢のフォロワーを抱えるユーザー向けのツイート解析アプリ「Twitter Engage」も提供開始しました。これは自分に関連するメンションや影響力の大きなツイートを調べたりといったことが可能で、ファンコミュニティをさらに成長させるためのツールになるとのこと。