【エンタがビタミン♪】BABYMETALは“日本の天才” 米ビルボードで「かつて見たことがない」
![Babymetal onstage in Gelsenkirchen, Germany, in 2015(出典:https://twitter.com/billboard)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/f/4/f475f_196_73596fb2_d5766b10-m.jpg)
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5月23日、『Billboard』にて「How Japanese Phenoms Babymetal Were Made in Pop's Image」というタイトルでリポートが公開された。直訳すると「日本の天才、BABYMETALはポップイメージのなかでどのように作られたか」となる。
ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュやロブ・ゾンビら本場アメリカのヘヴィメタル・ミュージシャンもBABYMETALには「かつて見たことがない」と驚いた。“Key Kobayashi”は同じ事務所のONE OK ROCKやPerfumeなどに比べてBABYMETALは「日本の外」でいかに活動するかを考えているところに違いがあるという。
東京を拠点にして日本の音楽や文化を伝えるジャーナリスト・Patrick St. Michelは、YouTubeからヒットして人気が爆発したBABYMETALのプロモーションのやり方「the Babymetal strategy」(BABYMETAL戦略)を他の日本のアーティストやレーベルがどのように試みるか関心を持つ。
ロサンゼルスを拠点にロックのプロモーターやプロデューサーをしているDanny Wimmerは、2012年にオーストラリアのポップ・ロックバンド“5 Seconds of Summer”が現れ、2015年には“BABYMETAL”が出てきたことに注目する。さらに従来の常識に抗うものを探しており「There's something happening(何かが起こる)」と期待していた。世界のマーケティングは次の“BABYMETAL”を待っているのだ。
ビルボードでこのような趣旨のレポートが掲載され、BABYMETALが海外でアーティストとして高く評価されていることが改めて実感された。日本での評価の方がむしろ遅れているのかもしれない。
出典:https://twitter.com/billboard
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)