東京大学は2016年5月16日、30代の男性技術職員が麻薬特例法違反(あおり、唆し)の罪で逮捕され罰金刑を受けたとして、論旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。事実関係を調査する中で、数年間にわたって危険ドラッグを使用していたことも分かったという。

技術職員はインターネット上に薬物の使用をそそのかすような書き込みをしたとして4月13日に警察に逮捕され、裁判所から罰金30万円の略式命令を受けた。

東大は

「本学職員がこのような事態を引き起こしたことは、誠に遺憾であり、厳正な処分をいたしました。大学として、このことを厳粛に受け止め、今後服務規律の確保に努めていく所存です」

とのコメントを戸渡速志理事(人事労務担当)名で出した。