日本版「Xperia X Performance」は海外版と異なりフルメタル背面を採用せず。下端部が樹脂に

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NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が6月中旬に発売する、日本市場向けXperia X Performanceは海外版とデザインが異なることが明らかになりました。下端部がアルミではなく樹脂に変更。ドコモ発表会のブース担当者は「アンテナ特性のため」とデザイン変更の理由を説明しました。Xperia X Performanceといえば、アルミ筐体ながら、同じくフルアルミ筐体を採用するiPhone 6sに見られる背面の横スリット、いわゆる「Dマーク」がないことを売りの1つにしていました。iPhoneの場合、アルミ筐体がアンテナを兼ねる都合上そうしているのですが、Xperia Xシリーズでは新開発のアンテナ技術により、継ぎ目のないフルアルミ背面を実現したとしています。

▲継ぎ目のないアルミ背面が印象的な 海外版Xperia X Performance

ところが、今回au・ドコモ・ソフトバンクから相次いで発表されたXperia X Performanceは、背面の下部に継ぎ目を確認できます。NTTドコモ夏モデル発表会にてブースの担当者に尋ねたところ、「アンテナ特性」のため国内版は海外版からデザインを変更しており、継ぎ目の先の下端部はアルミではなく樹脂を採用しているそうです。

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▲国内版は全4色とも背面の下端部が樹脂に

▲国内版では背面ヘアライン加工も継ぎ目を境に途切れている

▲グローバル版Xperia X Performance

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