フレッシャーズ編集部

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1月8日放送、「スッキリ!」では、電力自由化に伴う電力会社の選択方法。今年4月から電力会社以外の企業も電力の販売が可能となる。ビジネスチャンスと感じた会社が100社以上参入し、ソフトバンクなども電気の小売事業者に名乗りを上げている。消費者に選択肢が増え、どの会社から電力を買うのか、料金やサービスの内容から選ぶことが可能となるのだ。

では、何で電力会社を選べばいいのだろうか。やはり一番のキーとなってくるのは料金だ。東京電力は首都圏の家庭向け電力を今独占しているが、新たな新料金プランを発表。料金は変わらずポイントがつくプランや、電気料金が下がるプランなどを発表した。一方で、ライバルの東京ガスは、ガスと電気をセットにすると年間で電気料金が下がるプランを出し、東京電力の顧客を1割取り込むという目標を立てている。

電力はこれまで日本全国10社(北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力/沖縄電力)で独占されて選択の余地がなかったが、4月から自由化で電気を売る業者が参入できることとなった。携帯電話会社など100社以上が参入し、多すぎて選べないなどの懸念がある。業者が増えれば料金やサービス競争でお得になる。

料金はセット割引を想定して考えると分かりやすいだろう。携帯電話会社は電気と携帯の両方を一緒に契約すると安くなるようだ。東京ガスの場合は、電気、ガス、インターネットを契約すると、3人家族で年間12,000円もお得になる。全国500店舗のスーパーマーケットと提携している企業では、タマゴが毎週1パックもらえるといった、商品が割引になるメリットがあり注目を集めている。