これで初対面の年上男性ともうまくいく!「キャバクラ」から学ぶ会話テクニック5選
「キャバクラのウリは“会話”なのだ」と、『新装開店「キャバクラ」の会話学』(インデックス・コミュニケーションズ)の著者である山本信幸さんは言います。今回、山本さんの著書より、日常生活の中で、特に初対面の年上男性とのトークをするときに役立つキャバクラで学んだ会話テクニック5つをご紹介します。
1、 心の扉を開く
まず自分のほうから心の扉を開く。恐れたり、堅くなったりすることはない。心の扉を開いて打ち解ける。お客はキャスト(キャバクラで接客する女性のこと)と対決しに来店したわけではない。会話を求めて来店したのだ。だから、自分から打ち解けて相手の懐に飛び込めば、お客も心の扉を開いてくれる。
2、 お客の長所を探す
人間だから長所もあれば短所もある。それは外観的なこともあるし、性格的なこともある。キャストはお客の長所を見るようにしよう。どんな人物にも自惚れはある。そこを上手にほめれば、会話も弾むようになる。ただ、お客自身がそれを本当に長所と考えているかどうか、慎重に判断すること。
3、 共通の話題を見つける
世代間ギャップがあるからといって話題がまったくかみ合わないということはない。海外旅行が好きという話題が見つかれば、それを突破口にする。キャストとお客とはギャップがあるだけに、行き先も、旅行の日数も、泊まるホテルも異なるはずだ。だからこそこの話題は盛り上がる。いままで自分では思いもよらない旅行法が見つかるかもしれない。行ったことのないホテルやレストランを紹介してもらえるかもしれない。それはキャストにも、お客にも当てはまる。
4、 相手の話をよく聞く
お客が話し好きなら、キャスト自身の体験よりも、お客の体験を聞きだすようにする。自分とは違う思考、生活パターンなどを持つ人の体験談は、必ず自分自身の役に立つ。しかも一生懸命耳を傾けるキャストに、お客は好感を抱くはずだ。ただし聞くならちゃんと聞くこと。熱心に聞いている風を装っても、目がよそのテーブルを見ていたりするとバレバレだ。
5、 礼儀正しい態度で接する
いくら親しくても、お客は友達ではない。友達のようにふるまうというテクニックはあるけれど、「地」で接客してはやはりまずい。常にお客を立てる態度で接していれば、自然に親しくなれる。間違ってもお客を「ちゃん」づけで呼んだりしないこと(本人が承諾していれば別だが)。顔で笑って、心でカチンときていることがあるからだ。「親しき仲にも礼儀あり」はこのようなときに使うのですよ。
いかがでしたか?このようなキャストのお客様に接する態度は、初対面の男性の心を惹きつけるコミュニケーション術として、かならず役に立つことでしょう。ぜひ、実践してみてください。
なお、『新装開店「キャバクラ」の会話学』(インデックス・コミュニケーションズ)は、他にも「二人の距離を近付ける会話術」、「見た目が伝えるメッセージ」など、合コンや婚活パーティーなどの初対面の人と話す機会に活かせるワザが満載の1冊ですので、ぜひ参考にしてみてください。
(文=新田カオリ/ 恋愛ユニバーシティ)
◇プロフィール新田カオリ / 恋愛ユニバーシティ フリーランスライターフリーランスライター。コピーも書けて、イラストも描けます。
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