セブン&アイ・ホールディングスのペットボトル回収の仕組みの概要を示す図(同社発表資料より)

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 セブン&アイ・ホールディングスは4日、江東区のセブン-イレブン店舗にペットボトル自動回収機を設置すると発表した。回収したペットボトルはセブンプレミアム商品などの容器に活用するという。

 同社によると、今回の取り組みは環境省の実証実験の一環として実施するもの。店頭で回収されたペットボトル資源を効率よく運び、国内でリサイクルするという。

 同社グループはこれまで、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ヨークマートの計260店舗の店頭に292台のペットボトル自動回収機を設置しており、年間約4,000トンのペットボトルを回収し、一部はセブンプレミアムのパッケージなどに商品化している。

 今後はセブン-イレブンも含めて設置できる店舗を増やし、ペットボトルを再利用する循環型モデルを拡大していく計画という。