恋人に言いたいことを言って、それでも仲良くなる方法!
付き合っている彼に言いたい事があるのに、嫌われるのが嫌で言えない。とか、ダメ出しになるから言えない。と我慢していることはありませんか?
そして、いつのまにか、彼の顔色ばかりを窺う何も言えない女の子になってしまう。または、それらが積み重なりある日何かのきっかけで大爆発!!なんてことも多いのでは?
元来、恋愛は楽しいものです。それが辛いだけのものになってしまっているのは、あなたにも少し原因があるのかも・・・
●ダメ出しや要求はダメだけど、要望はしてもよい!
よく、恋愛指南書で「ダメ出しや、要求はしてはいけない」とあります。でも、それに耐えていると苦しくなりませんか?それは、ダメ出しと要望の違いがわかっていないからかもしれません。
まず、ダメ出しとは、彼のすることや生活に口を出し“あなたの理想の男”にするために、あなたが彼をコントロールをすること。
*健康に悪いからタバコはやめて!
*カッコ悪いからダイエットして!
*もっと連絡して欲しい!それくらい出来るでしょ!!
などなど。すべてあなた好みの彼にしたくて矯正(コントロール)すること。
一方、要望とは、自分の想いを伝えること。
*私は○○が好き!
*○○は好きではない。
*○○してくれると嬉しい!
などなど、すべて“自分”を軸に考えたものです。
ダメ出し(要求)と要望は完全に違うものですが、混同し勘違いしてしまってる女性がとても多いです。
男性は一般的に、女性の気持ちがわかりません。察して欲しいと思う女心は男性には通用しないと思っていた方がいいでしょう。
●二人の良い関係を築く要望の伝え方
では、どうやって「私の気持ち<要望>」を伝えればいいのでしょう?
答えは簡単!
『私の取扱説明書』を彼に説明してあげるのです。
私の取扱説明書は、私の好きなこと。きらいなもの。落ち込んだ時の対処法や励まし方。さみしい時の慰め方。食やプレゼントの好み。などなど、あなたのすべてについてを説明したものです。
言うタイミングは、その場その場、そのときそのときに・・・
例えば−最近、彼からのスキンシップが減ったような気がする・・・なんだか寂しくて哀しい気分になってしまった。
そんなときは、ハグして!と伝え、ハグしてもらってすかさず
「あなたに、ギュ〜ってしてもらえると、すっごく嬉しい!元気になれるの!!ギュしてくれてありがとう!!(^0^)」
あなたを幸せにすることを一番の望みに思っている彼は
“そっか、こういう時には、ハグをすれば機嫌が良くなるんだ!!簡単じゃないか??”
と、あなたの取り扱い方を学ぶことが出来ます。
家事をしてくれたときにも、すかさず
「わぁ〜お皿洗ってくれたのね!!こういうことをしてくれると“私って愛されてる!”って思うんだぁ〜本当にありがとう!!すっごく嬉しい!!(^0^)」
“へぇ〜彼女、家事を少し手伝ってあげるだけでこんなに嬉しがるんだ?また今度もやってあげよう!”
と彼は思います。
なかなか連絡がもらえないときもそれを怒るのではなく
「連絡くれてありがとう!すっごく嬉しい!(^0^)」
と伝えましょう。
男は女を幸せにするためには何でもしてあげたい!と思うもの。
「連絡をするだけでそんなに嬉しいの?そんなことならお安い御用!毎日連絡するよ!」
こんな簡単なことで彼女を喜ばせてあげられる!?お付き合い中、これを知らなかった夫から実際に私が言われた言葉です。
●プレゼントに好みのものをもらいたい時
一緒にショッピングセンターなどに行ったときに、ジュエリーショップの前で立ち止まり
「私、こういうデザイン、大好き!!すっごく可愛いよねぇ!!(^0^)」
雑貨屋さんでは
「私、こういうアンティーク調なものが大好きなの〜(^0^)」
あなたの好みを知れた彼。プレゼントを選ぶときにもあなたの好みを思い出して、出来るだけあなたの好きそうなものを選んでくれるでしょう。
●不満を伝える時
例えば−デートでヒールを履いてるあなたに気が付かず、さっさと歩く彼。そんなときも、ヒールを履いてるんだから察してよ!!怒。となるのではなく
「今日はね、デートなんでおしゃれしてきちゃった!(と足元を見せる)ヒールが高いから歩きづらくて・・・少しゆっくり歩いてもらえると嬉しいな!!(^0^)」
そしてゆっくりと歩いてくれたら、笑顔と感謝の言葉。
「気を使ってくれてありがとう!!(^0^)」
男性は、女性がヒールを履いて歩くことがどれほど大変なものかを想像できません。さっさと歩いたり、長い距離を歩くことにもまったく悪気はないのです。
そこで、気が付いてくれない!!とムッとするのではなくて、きちんと説明してあげる。それによって、彼は彼女がヒールを履いているときは、ゆっくり歩く。長く歩かない。ということを学んで行ってくれるのです。
●彼に態度を改めてもらいたい時
例えば−彼の店員さんに対する態度が傲慢なとき。
彼に直接注意をするのではなく、同じようなシチュエーションを目撃した時などに
「あーいうの、すごく嫌!!店員さんに偉そうに言う人、私好きじゃないわ〜(-_-)
あなたはどう思う??」
これらは、TVドラマや映画などで、あなたが嫌だな〜と思うような状況があれば、すかさず
「私、こういう人、尊敬できないなぁ〜」
とか
「私、こういうのすごく嫌い!!」
と、ことあるごとに伝える=刷り込んで行きます。
いかがでしたか?こんな風にあなたの好き嫌いを刷り込まれた彼は、知らず知らずのうちに『あなたの取り扱い方』を覚えてくれて、あなたを喜ばすこと、楽しませること、嬉しがってもらえることをしてくれるようになります。
もちろんすぐに私のトリセツを理解できる人。なかなか時間のかかる人。人によってそれぞれ習得度は違いますが、必ずあなたの好きなもの、嫌いなもの。を彼が理解できるときが来ます。
恋愛に我慢はいりません。あなたに必要なのは、少しの忍耐と刷り込み言葉だけ。
さぁ〜今日から、黙る我慢女は卒業です。彼に「私のトリセツ」を伝えましょう!!
(文=ミコリー / 恋愛ユニバーシティ)
◇プロフィールミコリー 夫婦・恋愛カウンセラー1967年大阪市生まれ。オーストラリア在住。専業主婦歴20年余。その経験を活かしハウスキーピング会社経営。実子3人と義理の子2人の母。
2度の離婚を繰り返し、モラハラを含むダメンズとの恋愛遍歴を繰り返していた2012年”恋愛ユニバーシティー”に入会。
ぐっどうぃる博士の理論やジョン・グレイのカウンセリングや夫婦心理学に傾倒。猛勉強を重ねる。
男女の心理や行動の違い、男性のタイプ別から起こる問題を解析、自ら実験と実践を重ねて2014年3度目の結婚。
現在も恋愛ユニバーシティーにて活動。
いつまでも新婚時代のようなラブラブの続く結婚生活のノウハウ、動かない男を動かす方法。男が離したくない女になる方法。男を結婚に導く方法。そして時短家事や子育てにも独自のセオリーを持ち、後進メンバーに向けて発信し続けている。
◆ミコリー先生へ非公開で電話相談