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 ダウンタウンの松本一志(51)らが出演、旬の話題に対して独自の視点で論争を繰り広げる『ワイドナショー』(フジテレビ)。6月7日の放送回で、タレント神田うの(40)の窃盗騒動について言及した。

 今回の騒動の概要は以下のとおり。

 逮捕されたのはベビーシッター、シフト制で派遣されている4人中の1人が犯行に及んだ。被害はなんと70点のブランド物や金品に及び、総額3,000万円相当。当のベビーシッターは懲役2年4ヶ月の実刑判決が言い渡されており、現在控訴している。

 しかし被害者のはずの神田うのが、ネット上では思わぬ事態は進展している。

「ベビーシッターを4人も雇っている」
「70点もの金品を盗まれても気づかないなんて…」

 などと、一見妬みとも思える非難を受けるという事態に陥っているのだ。

「多少なりとも自己責任ある」

 普段から神田うのと交友の深い長嶋一茂(49)は、

「高価な貴金属類を目の届くところに置いていたのだから、多少なりとも自己責任はあると思う。金庫の中にしまっておけば問題なかったはず。信頼関係を築いていた人に裏切られるということは、本人にも原因があると考えるべき」

 と、今回の騒動に対して厳しい姿勢を取ったものの、

「(神田うのは)正直な子。裏表がなく、何でも正直に言っちゃうので誤解されることが多いと思う」

 と、うのの人柄を知る一茂は、同情も寄せている。

 一方、松本人志のコメントはひと味違った。

「被害者なのにプレゼンが上手くないから、かわいそうに思えない」

 と発言し、被害者の神田うのを庇う姿勢を見せた。

神田うののような勝ち組キャラというか、強キャラは少々の被害を受けても、皆はかわいそうがってくれない。だから、論点がずれていくんですよね……」

 と続けた。どうやら松本本人も同じような経験があるらしく、神田うのに投影して強気なキャラならではの悩みを告白した。

 裏表のない性格が災いし、盗難被害に加えて世間からのバッシングを受ける神田うの。彼女の性格をよく知る者からは、同情の声があがるのも無理はないだろう。

(取材・文/伊藤鷹)