敵地でマンUと分けたアーセナルが3位確保に大きく近づく
プレミアリーグは17日、第37節を各地で行い、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが対戦した。試合は1-1の引き分けに終わり、1試合消化試合の少ないアーセナルが3位確保に前進している。
試合を優勢に進めたのは、ホームのユナイテッドだった。前半9分には、4試合ぶり先発出場のFWラダメル・ファルカオがゴールに迫るが、得点を挙げられない。それでも30分には左サイドのMFアシュリー・ヤングがドリブル突破からゴール前に入れたクロスを、ファーポストの奥で待っていたMFアンドレ・エレーラが合わせて、ゴールネットを揺らした。
同点に追い付きたいアーセナルだが、後半の立ち上がりもユナイテッドに攻め込まれる。それでも、後半18分には、左サイドからのクロスを受けたFWオリヴィエ・ジルがゴールを狙ったが、GKダビド・デ・ヘアに防がれた。
アーセナルがFWセオ・ウォルコット、MFジャック・ウィルシャーといったフレッシュな攻撃的選手を入れて反撃に出ようとするのに対し、ユナイテッドは、GKダビド・デ・ヘアが負傷で、GKビクトル・バルデスが急きょ、ピッチに立った。
迎えた後半37分、アーセナルは右サイドでロングボールを受けたウォルコットがドリブルを仕掛け、ゴール前にシュート性のボールを蹴る。これが、ユナイテッドのDFに当たってコースが変わると、そのままゴールに決まり、アーセナルが同点に追い付いた。
このまま試合は1-1で終了し、両チーム、勝ち点1を分け合った。アーセナルは21日に延期されていたサンダーランド戦を行う。この試合に勝てば3位以内が確定することとなった。
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