旅行資金に結婚資金、住宅資金…お金の不安を払しょくするライフプランの作り方
このゴールデンウィークに旅行を予定している人は多いはず。でもその一方で「こんなに旅行にお金をかけてもいいのかな?」なんて、将来のお金の不安を抱えている人はいない? 「そんな人はぜひ“ライフプラン”を作ってみましょう」と、人材育成やスキルアップのセミナー講師などで活躍する新井淳子さんはアドバイスする。
「ライフプランとは、この先どれくらいお金が必要なのか、人生の予算を立てることです。ライフプランを立てると、将来のお金の心配がなくなりますよ」(同)
ライフプランは、次の手順で作成すれば意外と簡単に完成するのだそう。
◆ライフプランを立てる
(1)2015年から2050年まで縦に1年ずつ西暦を書き、その右横に自分の年齢をそれぞれ書き足す。さらにその右横に配偶者の年齢、そのまた右横に子供の年齢を書く。結婚や出産の予定が未定の場合は、仮の予定でOK。
(2)結婚、出産、住宅購入、子供の進学などのライフイベントを、そのイベントが起こりそうな年の右横に書く。海外旅行の予定など、大きな出費をともなうイベントも書き加える。
(3)(2)にかかる概算の費用を、ライフイベントの右横に書く。
(4)各年の予定年収を列の右横に書き足す。結婚する予定の場合は、配偶者の年収と合算した金額を書く。
また、ライフプランを立てるうえで最も重要なのは、“三大資金”と呼ばれる住宅資金、教育資金、老後資金の計画だそう。この三大資金をライフプランに組み込むポイントは、以下の通り。
◆三大資金をライフプランに組み込むポイント
●住宅資金…ローンを組む場合、頭金が300〜1000万円かかると考える。
●教育資金…子供の年齢が15〜22歳のとき、最もお金がかかる。この時期は子供1人につき年100〜200万円で計算する。
●老後資金…公的年金だけでまかなう場合、夫婦2人で年間300万円弱の受給額に。年金受給前に住宅ローンの支払いが終わっているように計画する必要がある。
これらを踏まえてライフプランを作ると、自分の人生に対していくら収入や貯蓄などの予算が必要なのか明確になる。もし予算が足りないのなら、転職や資格取得などで収入アップの計画を立てたり、無駄遣いを見直したり…といった行動に移すことで、将来のお金の不安はなくなるはず。
理想の人生を生きるための第一歩として、このゴールデンウィークにライフプランを作成してみて。
新井淳子
オフィスフローラン代表。日本プレゼンテーション協会認定講師、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー。職場の課題発掘と人材育成、モチベーションアップなどを図るコンサルティングやセミナー開催などを行い、スキルアップのサポート役として多方面で活躍中。
「ライフプランとは、この先どれくらいお金が必要なのか、人生の予算を立てることです。ライフプランを立てると、将来のお金の心配がなくなりますよ」(同)
◆ライフプランを立てる
(1)2015年から2050年まで縦に1年ずつ西暦を書き、その右横に自分の年齢をそれぞれ書き足す。さらにその右横に配偶者の年齢、そのまた右横に子供の年齢を書く。結婚や出産の予定が未定の場合は、仮の予定でOK。
(2)結婚、出産、住宅購入、子供の進学などのライフイベントを、そのイベントが起こりそうな年の右横に書く。海外旅行の予定など、大きな出費をともなうイベントも書き加える。
(3)(2)にかかる概算の費用を、ライフイベントの右横に書く。
(4)各年の予定年収を列の右横に書き足す。結婚する予定の場合は、配偶者の年収と合算した金額を書く。
また、ライフプランを立てるうえで最も重要なのは、“三大資金”と呼ばれる住宅資金、教育資金、老後資金の計画だそう。この三大資金をライフプランに組み込むポイントは、以下の通り。
◆三大資金をライフプランに組み込むポイント
●住宅資金…ローンを組む場合、頭金が300〜1000万円かかると考える。
●教育資金…子供の年齢が15〜22歳のとき、最もお金がかかる。この時期は子供1人につき年100〜200万円で計算する。
●老後資金…公的年金だけでまかなう場合、夫婦2人で年間300万円弱の受給額に。年金受給前に住宅ローンの支払いが終わっているように計画する必要がある。
これらを踏まえてライフプランを作ると、自分の人生に対していくら収入や貯蓄などの予算が必要なのか明確になる。もし予算が足りないのなら、転職や資格取得などで収入アップの計画を立てたり、無駄遣いを見直したり…といった行動に移すことで、将来のお金の不安はなくなるはず。
理想の人生を生きるための第一歩として、このゴールデンウィークにライフプランを作成してみて。
新井淳子
オフィスフローラン代表。日本プレゼンテーション協会認定講師、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー。職場の課題発掘と人材育成、モチベーションアップなどを図るコンサルティングやセミナー開催などを行い、スキルアップのサポート役として多方面で活躍中。