不吉な予感の「まれ」26話
やっぱり、25万2千円も飲み食いしたレシートをもってる男はあやしかった。
ひと晩でシャンパンボトル37500円と45000円って! チーズ4種で12800円って!
駄目男だらけの「まれ」ですが、六角精児演じる安西は駄目っていうか、やばい男でした。
朝ドラ「まれ」(NHK月〜土 朝8時〜)、4月28日(火)、26話。希(土屋太鳳)が輪島市に移住してもらおうと尽力したことは徒労に終わり、安西がじつは経営コンサルタントで、漆職人を引き抜いていたことが発覚します。
希が張り切っているとき、「何か不吉な予感がするげ。」と新谷(山本圭祐)に言われ、徹(大泉洋)が、息子・一徹(葉山奨之)共々、デイトレーダーの高槻賢治(和知龍範)に刺激を受けて、わすれていたもの(地に足のついてない夢ってことでしょう)を思い出してしまったとき、裏市長こと若林キミ子(根岸季衣)に不吉な予感を抱かれる。津村家、親子そろって、不吉な予感を呼び寄せてしまうようで。とかく客人とは、良きにつけ悪きにつけ、共同体のルールを外れたものをもたらすものなのです。
いままでになくシリアスな問題に発展していきそうな漆職人引き抜き問題と平行して、青春問題も進行中。
【勝手に、今日の名言】はこちらから選びたいです。
「お前 思うとらん事 言う時は
グーになるさけ。」洋一郎(高畑裕太)
ただの道化かと思っていた洋一郎の株が急上昇。ひたむきに一子のことを見つめている気持ちがこの台詞に集約されています。
ついでに、
洋一郎「おまえはふだんパーやさけ。」
一子「パーって なんやいね?」
のやりとりの、パーがダブルミーニングになっていることも微笑ましい。
「まれ」幼なじみの6人がとてもいい。
着々、夢にむかってる高志(渡辺大知)が一瞬帰郷し、またすてきな歌を披露して、状況は変わっているけどギターを離すと相変わらず無口なところや、
まれがみのり(門脇麦)に、くすぶっている圭太(山崎賢人/大でなく立のほう)への気持ちを告白しつつ、結局強がって、もう思いはないと言ってしまうときの、まれとみのりの「だらふわ〜」(←圭太のこと)が、青春を感じさせます。
ことに、引きで、しかも薄暗い画面もかかわらず、「だらふわ〜」と顔をあげながらと歌うように言う土屋太鳳と門脇麦が妖精のように愛らしかった。
ふたりとも踊り経験者だからか柔らかで、地に足つけてコツコツのまれのはずがみのりといるとふわっと地面から浮遊する瞬間があって。ふたりの場面は「まれ」の癒しであります。
門脇麦は映画「愛の渦」や「闇金ウシジマくんPart2」などで、最初の印象と後半がらりと変化する役をやっていて、演技の振り幅の大きさに定評がありますが、「まれ」ではいつまでも優しいいい子でいてほしいです。
(木俣冬)
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こわくても夢をかなえたい「まれ」11話
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ついでに、
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一子「パーって なんやいね?」
のやりとりの、パーがダブルミーニングになっていることも微笑ましい。
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着々、夢にむかってる高志(渡辺大知)が一瞬帰郷し、またすてきな歌を披露して、状況は変わっているけどギターを離すと相変わらず無口なところや、
まれがみのり(門脇麦)に、くすぶっている圭太(山崎賢人/大でなく立のほう)への気持ちを告白しつつ、結局強がって、もう思いはないと言ってしまうときの、まれとみのりの「だらふわ〜」(←圭太のこと)が、青春を感じさせます。
ことに、引きで、しかも薄暗い画面もかかわらず、「だらふわ〜」と顔をあげながらと歌うように言う土屋太鳳と門脇麦が妖精のように愛らしかった。
ふたりとも踊り経験者だからか柔らかで、地に足つけてコツコツのまれのはずがみのりといるとふわっと地面から浮遊する瞬間があって。ふたりの場面は「まれ」の癒しであります。
門脇麦は映画「愛の渦」や「闇金ウシジマくんPart2」などで、最初の印象と後半がらりと変化する役をやっていて、演技の振り幅の大きさに定評がありますが、「まれ」ではいつまでも優しいいい子でいてほしいです。
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