エリクソン、レアルと交渉中との報道(写真:EFE)

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英国のタブロイド紙「The Sun」紙が伝えたところによると、ドイツW杯後にイングランド代表監督の座を去ることが決まっているエリクソン現監督が、現在レアル・マドリードと来季監督契約交渉中だという。リバプールのベニテス氏、アーセナルのベンゲル氏、チェルシーのモウリーニョ氏、ユベントスのカペッロ氏、そしてミランのアンチェロッティ氏ら欧州ビッグクラブの監督たちから立て続けに「ノー・サンキュー」をくらわされ、レアルは苦境に立たされている。

 エリクソン監督は現在イングランド・サッカー協会から年俸600万ユーロ(※約8億7千万円)を受け取っており今回の就任条件として当然同額以上のサラリーを望んでいるとされるが、レアルのフェルナンド・マルティン新会長は新監督の年俸上限を300万ユーロと決めているようだ。もしエリクソン氏がこの条件を飲んだ場合、いずれにせよスペイン・リーグ最高年俸監督が誕生するのは間違いない。現在の最高年俸はバルセロナのライカールト監督の約250万ユーロ(※約3億6千万円)となっている。