東京電力が計画する、燃料・火力発電事業の「包括提携」に対し、関西電力と中部電力の大手電力2社のほか、東京ガス、大阪ガスの大手ガス2社、さらにJX日鉱日石エネルギーの計5社が名乗りを挙げている。事と次第によっては大規模なエネルギー企業再編につながる可能性を秘めるが、「包括」の意味合いをめぐっては各社の解釈に差もあり、どういう姿に落ち着くのか、なかなか見通せない。火力の競争力強化の重要性が増しているそもそ