東京電力は、福島第1原子力発電所の2号機から海へ流れ出していた高濃度の放射性物質を含む汚染水の流出が止まったと、2011年4月6日早朝に発表した。  東電は汚染水が2号機の取水口付近で電源ケーブルを収めたピット(立て抗)の下部の砕石層から漏れ出ているとみて、そこに土壌をガラス状に固める薬剤(土壌凝固剤)、約1500リットルを5日午後から注入していた。 ■J-CA