バルセロナの御大、ヨハン・クライフ氏が、バルセロナに苦言を呈している。スペインメディアが伝えた。

「タタ(ヘラルド・マルティーノ監督)はやれることをやっている。だが、バルセロナでは決断を下すのが指揮官ではないんだ。指揮を執らなければいけないときに、それができないというのは、非常に難しいことだ。かなり以前から、このフロントは影響力を持ちすぎている。そして、ますます悪くなっている」

クライフ氏は、ティト・ビラノバ監督がバルセロナを率いていた約1年前にもバルセロナのフロントを批判している。監督の仕事に介入しすぎというものだ(「バルセロナでは4年前から監督が重要でなくなっている」)。

また、同氏は名前を挙げないまでも、「(ペップ・)グアルディオラだったら売らなかった選手を売った」と、フロントの手腕を批判した。

「変えなければいけない」と話すクライフ氏は、FWネイマールについても「お金や代理人、クラブの犠牲者だ。21歳の選手が、すべてを勝ち取った30歳の選手たちよりも稼ぐなんてあり得ない。ネイマールはミスから改善しなければいけない」とも述べている。

また、FWリオネル・メッシについては、「一貫性がない。3週間前の敵地でのレアル・マドリー戦で彼はベストだった。だが今は、最低の選手かのように思われている。彼はチームで最も多くの給料を払われる選手でなければいけない」と語った。